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ゲストハウス 月光荘 沖縄

M田

月光荘沖縄

時々考えるんです。
「旅の目的って何?」と。

それは、「行った事がない場所へ行き、見た事がない物を見る」という、「未知の体験」だと思います。
これって「身体」だけの事じゃなくて、少し大げさに言うと、「脳」まで気持ちよくなってるように感じます。
(『可愛い脳には旅をさせろ』という養老孟司さんの著作もありますもんね)

そんな風に、旅の楽しさを、何倍にも感じさせてくれるのは、旅行中に起こる、ちょっとした幸運(ミラクル)だと思うのですが、この「ミラクル」、引き寄せられるタイプの人と、そうではない人がいると思います。


前置きが長くなりました。
今回は、私達が体験した素敵なミラクルのお話。

私達は、社員旅行で沖縄へ行き、定番の「国際通り」を訪ねたのですが、観光客向けの大きなお店が立ち並ぶ通りから外れて、なんとなく心惹かれる路地を歩いていました。

しかし、既にビールをたらふく飲んでいる社長から、休憩を求める声が出ました。
カフェを探して辺りを見渡すと、それらしき看板を発見。
よく確かめないまま、路地の奥にある入口から入ると・・・
そこは、カフェではなく、南国の雰囲気が漂うゲストハウスだったのでした。

月光荘沖縄

スタッフの方にお声をかけ、裏にある「つきのわ」から飲み物をオーダーして、板の間で寛がせていただく事になりました。

メニューは、アイスコーヒーとバナナジュース。
珈琲中毒者としてはコーヒーにも惹かれるのですが、「沖縄では果物を味わってみたい」という、観光客にありがちな欲が出て、バナナジュースをオーダーせずにはいられませんでした。
そして登場したバナナジュース(ジョッキサイズ)。

月光荘沖縄

「バナナの甘みだけ」と聞いたのですが、とっても甘くて、濃くて、美味しい!!
風の通る場所で、涼みながらいただく冷たい甘みに舌鼓。
「飲み切れない~」とかわいこぶったはずなのに、バナナジュースのジョッキはすっかり空に。
うーん。なんて、素敵な寄り道!

月光荘沖縄

スタッフの皆さんにお話をうかがって気付いたのですが、こちらは京都にあるドミトリー「月光荘」姉妹店だったのです!

京都の月光荘の1階には居酒屋があり、近くにある素敵な銭湯(船岡温泉)の帰りに立ち寄った事がありました。

京都と沖縄。
こんな離れた土地で!しかも、たまたま入った場所が、まさか同じ月光荘だったなんて。
これは、「ミラクル」と呼んでもいいですよね?
私、個人的な話ですが、ゲストハウスに泊まった回数は多くありません。
日本では数回、海外では1回だけです。どこも、比較的、都会の場所ばかり。

そんな私でも、「街のドミトリー」と、こちらは、少し感じが違うな~と思いました。
街の刺激も悪くないのですが、ここは沖縄という場所のおかげなんでしょうか、時間の流れや開放感が気持ちが良い・・・。
少し休憩させてもらっただけなのに、本当にゆったりした気分になりました。

こんな旅の寄り道、たまには良いと思いませんか?
あなたにもミラクルが訪れるかも。

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月光荘沖縄について

那覇の国際通りの裏手にひっそりとある築60年あまりの木造二階建て家屋。沖縄での過ごし方はさまざま。海へ行くもよし、買い物を楽しむもよし、月光荘でのんびり過ごすもよし。自分の時間を自由に楽しむのにピッタリな空間です。隣の食堂兼酒場(購入後、月光荘で飲食できます)■つきのわ食堂 朝ごはん屋 てんこもり夕方まで経営しているごはん屋。朝ごはんやバナナジュース、コーヒーなどを販売しています。■旅人酒場つきのわ22時から営業している、旅人酒場。沖縄のビール、オリオン生ビールや泡盛を販売しています。 続きを読む

この記事を書いたDIGGER

M田

M田

兵庫県神戸市出身。

古い物と、風変わりな観光地が大好きです。
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