姫路城

姫路城

姫路城は日本を代表する城で、国宝や世界遺産に選ばれています。現存12天守のひとつで、もっとも大きい現存天守です。黒田官兵衛が毛利攻めの拠点にするようにと羽柴秀吉に献上した城としても知られています。現在の天守は江戸時代に入ってから「西国将軍」と称された池田輝政によって建て直されたものです。中世から修復を繰り返されているため、さまざまな時代の石垣を見ることができます。また姫路城は映画やドラマのロケが行われることも多く、しばしば江戸城など他の城の代わりとして撮影されています。
提供元：(C)攻城団


よみがな：ひめじじょう
曲輪構成：渦郭式
縄張形態：平山城
標高（比高）：45.600m(--)
城郭規模： 内郭：23.000ha 外郭：233.000ha
天守縄張、天守形式：連立式望楼型
天守の階数：5重6階、地下1階
天守の種類：現存
天守の高さ：31.500m
天守台石垣の高さ：14.500m
天守の広さ（延床面積）：2400.000平方メートル
天守メモ：
1580年（天正8年）に羽柴秀吉が築城に着手した3重の天守（複合式望楼型3重4階か）は翌年に完成した。現在の天守は1601年（慶長5年）に入封した池田輝政が1608年（慶長13年）から組み立てにかかり、翌年完成したものである。秀吉時代の天守の部材はこの際に転用されている。1935年（昭和10年）2月から太平洋戦争をはさんで1964年（昭和39年）まで行われた「昭和の大修理」における天守の工事費は約5億3,000万円だった。また2009年（平成21年）6月から2015年（平成27年）3月にかけて行われている「平成の大修理」の総事業費は約28億円（素屋根工事費12億6千万円、補修工事費15億4千万円）。
築城主：赤松貞範
築城開始年、完了年：1346年（正平元年／貞和2年）
廃城年：1871年（明治4年）
主な改修者：黒田孝高、池田輝政
主な城主：池田氏（52万石）、本多氏（15万石）、松平氏（15万石）、榊原氏（15万石）、酒井氏（15万石）
遺構：現存天守、櫓、門、塀、石垣、堀、土塁、庭園
指定文化財：国宝、世界遺産

＜姫路城の見学情報・施設案内（更新日：2014-07-18）＞

営業時間：
- 開場時間：9:00
- 閉城時間：17:00（4月25日から8月31日までの期間は18:00）
- 最終入城時間：16:00（4月25日から8月31日までの期間は17:00）
料金（入城料・見学料）：
- 大人（高校生以上）：400円（工事期間中）
- 5歳〜中学生：100円（工事期間中）
- 団体割引あり（30人以上）
- 無料開放日：1/1、12/11（世界遺産登録日）
- 好古園との共通券あり
休み（休城日・休館日）：
- 12月29日〜30日
トイレ：
- 本丸内に複数あり
- 天守内にはないので注意
コインロッカー：
- 入場券売場横にあり
写真撮影：
可

＜駐車場について＞
- 城の北駐車場（有料、150台）
- 姫山駐車場 （有料、250台）
- 大手前公園地下駐車場（有料、346台）
- イーグレ地下駐車場（有料、255台）
- 大手門駐車場（有料、582台）

＜電車でのアクセス＞
- JR山陽新幹線／山陽本線・姫路駅北口より徒歩20分
- 山陽電鉄・山陽姫路駅より徒歩20分
- 神姫バス「姫路城大手門前」下車すぐ
- 12月〜2月は土日・祝祭日、3月〜11月は毎日、平日は30分に1本、土日・祝祭日は15分に1本、神姫バスにより「姫路城ループバス」も運転される

＜車でのアクセス＞
- 山陽自動車道・山陽姫路東ICから15分
- 山陽自動車道・山陽姫路西ICから20分

＜駐車場について＞
- 城の北駐車場（有料、150台）
- 姫山駐車場 （有料、250台）
- 大手前公園地下駐車場（有料、346台）
- イーグレ地下駐車場（有料、255台）
- 大手門駐車場（有料、582台）



平成27年3月27日にグランドオープンを迎えました。
近年まで修理のため、外観をすべて覆う外壁が構築されていましたが、昨年撤去が完了して外観を見られるようになりました。
いまはとにかく白い！

なお、工事正式名称は「国宝姫路城大天守保存修理工事」とのこと。
予定期間は2009年6月27日着工から2015年3月18日竣工予定で、事業費は28億円（素屋根工事費 12億6千万円、補修工事費 15億4千万円）。
ラジオで募金を募ったりしていました。

関連情報