【就職活動】オシャレすぎるゲーム会社に面接に行ってみた!
みなさんこんにちは!蛯原天です。
突然ですが、あやのさんと出会ってから、6年経ちました。
イギリス留学や、Ustream人気配信者として人生を歩んできたあやの。
コスプレタレントとして、蟻を食べさせられていた蛯原。
全く別の人生だった二人が出会ったのはとある企業のインターネット生放送番組。
そこから駆け抜けた6年、人には経験できないほどの沢山の経験を、共有してきたふたり。
しかし、ここにきて私達二人に共通して欠けている経験があることに気づいてしまったのです。
それは…
今回は、私達に足りない就職活動を経験するため、大阪にありますゲーム制作会社、株式会社Razest(ラゼスト)さんにお邪魔しました!
現れたのは、株式会社ラゼスト代表取締役社長の木村仁さん。(お、お若い…!)
魅力的なオフィスに、一瞬で心奪われるわたしたち。まずは株式会社ラゼストさんについてお話をお伺いいたします。
── どういった経緯で会社を作られたのでしょうか。
ずっとサラリーマンとして塾の先生をしていたところから、3年程ガラケーのコンテンツ会社で働いたのち、ゲームをつくりたいと思い2006年に立ち上げました。今年でちょうど10周年です。
その時携帯のサービスですとGREEさんなどはありましたが、アバターサービスがメインで、ゲームはなかったんです。
また、キャリアごとのアプリケーションの壁を越えて遊べるものがなく、WEB系ゲームだったらどのキャリアの人も壁を越えて遊べるのではないかと思い始めました。
基本プレイ無料、アイテム課金制、カードの進化システムなど、今の携帯ゲームであたりまえとなっていることを最初に提案してきた会社だと思います。
── 今の時代を作ったと言っても過言ではないですね!
同じようなシステムのゲームが大手企業さんからも増える中で、逆境も感じることもありましたが、「私たちは流行ってるものを作るんじゃなくて、作ったものが流行ったんだ」という原点に立ち返り、ゲーム制作をしてまいりました。
その中で特にヒットしたのが、株式会社シンクタンクさんと共同開発した、コロプラゲーム、「戦国いろは」そして「ジョリーロジャー」
コロプラさんの「位置連動ゲーム」という強みを生かし、「戦国いろは」の場合は、合戦(対戦)時、今自分のいる場所の天候と連動させることで、雨の時は火縄銃使えないなどの制限を作ったり、実際の土地を奪い合ったりという臨場感。
「ジョリーロジャー」の場合は、ゲット出来る各都道府県の特産品1万個を、その地域のブログを読み漁るなど、とにかく細かに調査して、全部オリジナルの文章で書いたことにより、その地域に住む人から驚きの声をいただけるゲームとなりました。
そういうところに時間を費やすとコンテンツが長生きするということがわかったんです。
未だに2つのゲームは4年、5年と長生きしてくれています。
リスクのとりかたをどこでとるか。
大手の企業さんに出来る、多くの作品を作り、どれがヒットするかと言うリスクに対し、私たちは一つのものに時間をかける代わりに、長生きさせるということを考えています。
作品数を出して24時間管理して…というものは、僕達がやってもかなわないですからね。(笑)
── 職人ですね。
そうですね、でも流行はなぜ流行しているか、など時代に合わせ学ぶことは学びます。
ただ自分達にしかできないことを探していくという原点を大事にしています。
── 今一番必要としている人材ってどんな人ですか?
技術の有無ではなく、「面白いなこの子」と思ったらしっかりと見ていきますね。
「本当に好きな人」であれば、技術はあとでついてくると思っています。
現在のプログラマーも、プログラムできないまま入社してる子もいっぱいいます。
家族より長い時間一緒にいる社員という存在。影響を与えあうので「何かいい影響与えてくれるな」という感覚を大事にしています。
社会なので、色んな人がいて、色んな影響がある方がよりよい会社になると考えています。
ただ、自分だったらこの会社は受からないなと思います(笑)
── なぜそう思うんですか?
今の子優秀じゃないですか!すごい優秀!みんな真面目だし!私は不真面目ですから!
頑張りどきだと思って、頑張るのは自分のためにいいと思いますけど、真面目故に根をつめている社員さんがいるときに、帰ろうや!っていうのが社長の役目かなとは思っていますね。
── この空間もそういった思いが詰まってるんですかね。
遊んでほしかったんですよ。ガチでゲームして、ガチで遊んで、本気でやったら面白いと思うんですよ。これどうやってやったら勝てるのかなと探求したり、七並べなのに、負けたらすごい恥ずかしい話を話さなきゃ行けないと、罰ゲームをつけたら皆本気になるでしょう。
しょうもないことを本気でやるというのが凄く好きです。
アイデアの源泉というのはそこにあるんじゃないかと。
すごいことを思いつこうとするのでなく、何かを本気でやるから、ここに面白さがにじみ出てくる。企画ってそういうものかなと思います。
机もサイズにこだわりました。
ボードゲームが出来るサイズにしました。ここで本気で遊べるように。
普通のミーティングしていることもありますけどね。ここで話したら和やかになりますから。
── それでは社長、突然ですが私達履歴書を持ってまいりましたので、面接をしていただけますか?
<天の履歴書>
ほーん♪ ほーん♪
ありがとうございました!
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