春の伊豆大島日帰りツアー
はじめまして、蛯原天です。
今回からフカボルDIGにコラムを掲載することになりました。最初のレポートは何がいいか迷ったのですが、第一回目は愛すべき私の故郷にします!
皆さんは、東京に島があるって知ってますか?
忙しい毎日の中で、ふらっと現実から逃避したい…。
そんなときに東京アイランドは距離・コスパ共に最適です!
今回は女盛りの2人Ayano*と蛯原天が、忙しくてもすぐ行ける、伊豆大島の日帰り旅行へ行ってきます!
もはや寝間着としかいいようがない格好で、港区に降り立つあやの。
そのくせ足元はなぜかヌーディーなヒール。
今回乗る「さるびあ丸」は、夜10:00に出港し、翌朝6:00に伊豆大島に到着する大型船。
この船はレインボーブリッジをくぐって大島に向かうため、東京の素晴らしい夜景が堪能できます。
出航後は甲板には絶対出るべき!
東京湾を出るまでは波の影響もなく、船も揺れないので、ぜひ遊覧を楽しんで下さい。
2016年3月21日 AM 6:00 伊豆大島到着
▲船から一番最後に降りてくる大御所。
【夜行船で来ても安心!早朝から無駄なく楽しめる「御神火温泉」】
島が動き出す時間まで、温泉の他、軽食を食べたり、横になったりできます。
御神火温泉の「御神火(ごじんか)」とは、伊豆大島の火山である三原山そのものや、三原山の噴火・噴煙を神聖視した言葉。
この温泉はそんな三原山の麓町で、大島の人々の生活を支えている温泉です。
温泉ということでセクシーショット…!と思ったのですが、温泉の中での写真撮影はマナー違反ということで、ご容赦下さい(._.)
▶温泉後、スキンケアしながら朝食を食べるライフハックなITジャーナリスト
▶そして念入りに身支度するITジャーナリスト
▲「次に行くのは動物園なんだよなあ」と思いながらそれをじっと見つめる蛯原。
■御神火温泉
営業時間:夜行便が到着する日6:30〜21:00(7/26~8/31は5:30~21:00)、夜行便が到着しない日9:00〜21:00
定休日:第2木・金曜日(2・3・8月は変則)
料金:大人1,000円、子供600円
TEL:04992-2-0909
所在地:東京都大島町元町字仲野原1−8
アクセス:元町港から徒歩5分(夜行船が岡田港到着の場合はバスで移動)
【伊豆大島最大の観光スポット「東京都立大島公園動物園」】
AM 10:30 予想以上に温泉でくつろいでしまったふたり。ようやく動物園に到着。
なんと入場無料です!
無料ながら、かなりの種類の動物を楽しむことが出来ます。
また、動物園近くの売店には「どうぶつのえさ」が100円で売られていて、サルやロバたちにえさをあげることができます。
地形をそのまま活かした巨大なサル山には大きなつり橋が。
大自然の中、動物との距離も近いオトナも子供も楽しめる絶好の観光スポットです!
■東京都立大島公園動物園
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休
料金:無料
TEL:04992-2-9111
所在地:東京都大島町泉津字福重2
アクセス:大島公園バス終点下車、徒歩1分
【毎年1月下旬〜3月下旬に開催される、伊豆大島椿まつり】
AM 11:30 なんとこの日は伊豆大島最大のおまつり、椿まつりの最終日とのこと 動物園の近くには、椿まつりのメインステージ「椿プラザ」がこの期間のみお目見えします。
入口で、大島の民族衣装を着た「あんこさん」が描かれた可愛いコーヒーを購入し、いざ椿プラザへ。
■大島珈琲
営業時間:10:00~16:00
定休日:火曜
TEL:04992-7-5679
アクセス:岡田港桟橋入口すぐ(イベント時以外)
プラザに入ると、さっそくあんこさんが手踊りで出迎えてくれました。
ちなみにあんこさんとは、大島の方言で「(働き手となるような)娘さん、お姉さん」という意味
…そういう意味で言うと、歴戦をくぐり抜けたベテラン中のベテランあんこさんがたくさん。頭が下がります。
▶食べ物や、名産の椿油の販売もあり!手間がかかった椿の花びらで作ったお寿司!
指を差したのは、あんこさんになれるというコスプレブース!
着付けをしてもらい、椿プラザ中ほどで写真が撮れるらしい。
ベテラン勢に着付けてもらうあやの。
私達も大概、あんこさんと呼ばれるにはベテランの年なんだなぁ…と、感慨深くシャッターを切る蛯原。
できあがりがこちら
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これがアラサー渾身のドヤ顔である。
しかし、元々背が高く目鼻立ちのはっきりした彼女、割とさまになってる。。
「来年のミス椿の女王(※椿まつりのイメージガール)に応募しよう!」とキャッキャウフフのふたり。
こっそり募集要項を調べてみる。
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日の目を見ない、遅咲きの椿の女王をもう一度みなさまの目に焼き付けて下さい。
【カジュアルにお寿司や地元料理を楽しめる:寿し光】
PM 0:30 島といえばやはりお魚かなということで、お昼はこちらのお寿司屋さんへ。
大島にちなんだメニューが豊富に揃っています。
まずは島にぎり。旬の魚と、大島名物「べっこう寿司」をいただきます。
伊豆大島でべっこうとは、青唐辛子と醤油に漬けこんだ白身魚のこと。
このべっこう寿司は大島に来たらマストで食べてもらいたい料理です!
▶プリプリの新鮮な白身魚にピリ辛の青唐辛子が合う!
こちらは、不老長寿の妙薬と名高い野菜、明日葉と地海苔の炒めもの。ヘルシー!
そして私達がイチオシするのが、くさやと地海苔と、たっぷりのチーズでできた「くさやピザ」
▶くさくて、とろける!
くさや初体験の人にぜひおすすめしたい、チーズとくさや、発酵食品のハーモニー。
因みにお店の人に、お店の一番のオススメをきいたところ
エビマヨとのことでした。
お寿司だけじゃない!
地元の料理だけじゃない!
エビマヨまで美味しい!!(…きっと普通にチャンジャも美味しいに違いない!!)
可能性は無限大。次に行くのも楽しみになる、誰にでも愛されるお店です。
■寿し光
営業時間:11:00~14:00/17:00~23:00
定休日:無休
TEL:04992-2-0888(予約不可)
所在地:東京都大島町元町1丁目4−8
アクセス:元町港から徒歩1分
【カップルにオススメのフォトスポット:バディーズベル】
PM 2:00 大島の西側には、対岸の伊豆半島に沈む夕日や大海原を一望できる、サンセットパームラインというランニングやサイクリングを楽しめるが海沿いの道路が延々と続いており、大島の見どころの一つ。
その終着点、野田浜海水浴場には「バディーズベル」という大きなモニュメントがあります。
野田浜海水浴場は、島でも人気の高いダイビングスポット。
ダイビングには「バディ」というお互いに命を託し合う大切な相方が必要です。
共に海の中でお互いを支え合いながらも、命を落としてしまったダイバーさんの鎮魂、その信頼の絆と、海の平穏を祈り建てられました。
互いの信頼を誓い合うカップルの皆さまに、ぜひ鳴らして、記念撮影をしていただきたい!
ということで、私達も写真を撮ってみました。
▲ONWARDのCM風(例)
■野田浜海水浴場
設備:シャワー・更衣室・トイレ・休憩所
所在地:東京都大島町岡田新開
アクセス:元町港から車で8分
【まさに大島を凝縮した絶品アイスクリーム:トリトン】
PM 2:30 島のメインタウン、元町地区にある可愛らしいアイスクリーム屋さん。
元々カメラ店だった場所を改装しているため、どことなくフジフ○ルム感がただよう。
明日葉を始め、パプリカ・とうもろこし・バジルなど、島でとれた野菜や果物をふんだんに使ったアイスがたくさん!
また大島は昔より酪農の島と呼ばれ、牛乳の産地として全国も有名でした。
今も「大島牛乳」は全国に数多くのファンをもつ商品ですが、このアイスはその「大島牛乳」を使った、まさに大島の大自然を凝縮した最高のスイーツといえるでしょう。
その中から私達がチョイスしたのはこちら。
▶右:大島産明日葉アイスと、大島産焼ぐり(くり増量)のアイスクリームのダブル
▶左:大島産パッションフルーツアイスと大島牛乳ミルクアイスのダブル
伊豆大島のさっぱりとやわらかいホルスタイン牛乳のアイスと、島のワイルドな植物のありのままの味をぜひ!
毎日違う味を買いに来たくなる、秒速リピートのお店です。
■島のアイスクリーム屋トリトン
営業時間:11:00〜18:00(平日)10:00〜18:00(土日祝日)
定休日:水曜
TEL:04992-7-5425
所在地:東京都大島町元町1109
アクセス:元町港から徒歩5分
【リッチに、普段食べない海産物のお土産を:海市場】
PM 3:00 そろそろ帰りの時間も近づいてきたため、おみやげを買うことにします。
島の元町港のすぐ近くには、海産物の直売所があり、いつも新鮮な地物の魚介類が手に入ります。
ここまで割と地味に過ごしてきた蛯原ですが、きゅうにそわそわとしだします。
ざぱあ
ひゃーーーーー!!テンション上がるーーーー!!
どどーーーーん
でかでかと開いてるー!テンション上がるーーーー!!
動物園が無料だったから、たくさん買えました!この瞬間を待ってました!
地元の人間ですら、なかなか食べることの出来ない高級品。しかしなんと全部で5800円。安い! 大切な先輩やご上司様へのお土産に、絶対喜ばれます。
因みに伊勢海老は生きたままですので、調理のときには注意して下さい。
■海市場
営業時間:9:00~16:00
定休日:無休(年始を除く)
TEL:04992-2-5557
所在地:東京都大島町元町257
アクセス:元町港から徒歩3分
【島のものを買うなら、スーパーも覗いてみよう:スーパーベニヤ】
PM 3:15 大島のものをお土産屋さんで買うのもいいけど、時間があったらぜひ地元のスーパーへ。
伊豆大島に住む人の食生活が見えてくる陳列や、ちょっと割安な商品も魅力です。
▶明日葉 安い!
▶べっこうを漬けるためのお醤油!
▶ラップでくるまれただけのくさやが並ぶ、まさに地元民コーナー
「・・・・」
「あ、手が臭い(盲点)」
▶真空パックのくさやもあります!ご安心下さい。
■スーパーベニヤ
営業時間:9:00~19:00
定休日:無休
TEL:04992-2-2051
所在地:東京都大島町元町1138
アクセス:元町港から徒歩5分
【真っ黒な砂浜で神秘的に:弘法浜】
PM 3:45 帰る時間が近づくとセンチメンタルなもので、ゆっくりと海を眺めながら思い出にひたるのもいいかもしれません。
▶火山島ならではの、溶岩が蓄積してできた黒い砂浜。夏は海水浴客で賑わいます。
2013年の台風26号土砂災害で、大きな被害を受けた海水浴場でもあります。
まだまだ傷跡の残る伊豆大島が、一日も早く復興することを祈るばかりです。
■弘法浜海水浴場
設備:シャワー・更衣室・休憩所(夏期のみ海の家が営業)
所在地:東京都大島町元町2丁目
アクセス:元町港から徒歩10分
【高速ジェット船で快適帰京!:東海汽船セブンアイランド】
PM 4:10 密度の濃い時間を過ごした伊豆大島ともお別れの時間。
ヌーディーなパンプスで着の身着のまま来たITジャーナリストでしたが、足の疲れも訴えず、満喫したようです。
▶桟橋にはあんこさん(適齢)がお見送りに。
伊豆大島と東京を結ぶ船で特におすすめしたいのが、この高速ジェット船「セブンアイランド」
アメリカの航空機メーカーが開発した船で、ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から揚力を得て飛ぶ、いわば海のジェット機。
特徴は、速い!揺れない!酔わない!
伊豆大島からわずか1時間45分で東京へ運んでくれます。
また船体が完全に海面から浮き上がるので、波の影響も受けづらく、飛行機のような快適な海の旅です。
▶手を振る大島の人たち
▶思わずぐっとくる蛯原。
ありがとう、伊豆大島。
今度はゆっくりと、もっともっと大島を掘り下げるため、泊まりで来ます!
因みに今回かかった旅費は2人で28,000円!
とにかくいち早く都会の喧騒から抜け出したい時に、旅費はプチプラ、心はプチリッチになる伊豆大島にお越しください。
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伊豆大島に宿泊の方に朗報!!
なんと今なら1泊につき、3,000円の割引券がもらえます!(※おひとりさま2泊まで)
▶元町港に隣接する観光協会で、割引券をもらおう!(居住地の確認できる身分証明書が必要です)
▶そしてお泊まりは、今回の旅のサポートをしてくれた、古民家ゲストハウスいなかやさんへ
■伊豆大島古民家ゲストハウス「いなかや」
料金:
・1泊素泊まり7,000円/人(観光協会割引利用で、4,000円。リピーター割引あり)
・1棟貸し30,000円(定員5名程。観光協会の割引利用で15,000円(5名計算)OFF!)
TEL:080-9804-7531
所在地:東京都大島町岡田新開2121
アクセス:野田浜海水浴場から徒歩1分
※ちなみに蛯原が経営しているゲストハウスです。ステマじゃなくガチマです。笑
忙しくてもふらりといける。東京都とは思えないスローライフアイランド伊豆大島。
皆様も時の流れを忘れて癒されに来ませんか?
取材/蛯原天・Ayano* 文/蛯原天 撮影/Ayano*
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