イベント「東谷ズム」へ行ってきました その3 (北摂里山・川西市郷土館)
実は、あまり知識のないまま東谷を訪れたのですが・・・一気に地域への知識を得るタイミングありました。
それは、お菓子!
会場内をウロウロしていると、何やら人だかりを発見しました。
行列になっています!
「からみの刻」というお菓子の販売がスタートするようです。
お菓子の由来などを解説されています。
手に、石の様な物を持たれています。
これが、金属の製錬の際に生じる「からみ」と呼ばれる物だそうです。
ほぉ、これが!
しかし、なぜこれを紹介されているのでしょう。
それは、この東谷地区という場所が製錬所と鉱山役所があった事を伝えてくれました。
(食い意地のはった私には、よく伝わりました・・・!)
そういえば、敷地内に「真吹炉」と書かれた場所がありました。
これも、その名残だったのですね。
大正2年の能勢電鉄開業や、昭和初期頃まで操業していた精錬所のおかげで、この付近一体も大層にぎやかな時代があったそうです。
イベント「東谷ズム」は、その素敵な時代の東谷を知ってもらうため、地元住民、商店主、市民グループなどの方々が立ち上げ、能勢電鉄の協力を得て、始めたイベントなのだそうです。
それを象徴するようなお菓子、いただかないわけにはいきません~!
早速、列に並びます!
おや、このキャラクターは・・・??
東谷のキャラクター「すず」ちゃんというそうです。
ちなみに、「愛称:スー」との事!
100箱、限定でした!
お菓子を作られたのは、老舗和菓子店「上政」さんなんですね。
この看板にも「からみ」の説明が書かれています。
「鉱石から銀や銅を溶け出させた残りの岩」。なるほど、なるほど。
上品な包装紙です。
お土産にしても家族が喜びそう~。
しかし。今、この、東谷でいただきたい!
早速、食べちゃいます。
中箱には「からみの刻」の文字とイラストが入っています。
これが、当時の街並みなのでしょうか。
一つ一つのパッケージもデザインが施されています。これは精錬の様子ですね!
ところで。
「2個も食べたのか」って??
・・・いいえ。
一気に食べるのはもったいなくて、1個だけ。
(これは撮影のため、並べました)
「東谷」の型がしっかり入っています。
川西郷土館内のミューゼレスポアールという建物内で行われていた和菓子(落雁などに使われていた)木枠を使って、かたどった粘土の色付けワークショップが行われていました。
細かく細工された型は、見るだけでも興味ふかい!
既に型抜きされた粘土に色を塗る物でしたが、子供から大人まで、皆さん楽しんでいました。
それでは、(やっと) いっだきまーす!
美味しい。
しっかりした甘みもあるのに、しつこくない。
皮と餡のバランスもちょうどいい~~。
出店されていたお店で買った珈琲との相性もバッチリ。
でも家に帰ったら、お茶と一緒にいただきたいな!
朝の小雨もすっかり上がり、清々しい天候になってきました。
よい天気と美味しいお菓子。
とても気持ちのよいティータイムを過ごしました。
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