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八幡堀周辺観光前にロケ情報をチェック!入館無料の白雲館

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白雲館

ででんと鎮座する立派な洋風建築。
こちらが白雲館(はくうんかん)です。
「近江八幡の洋風建築は全てヴォーリズ建築」と思ったあなた!
なんとこの白雲館はヴォーリズが来日する約30年も前に地元の大工によって建てられたものです。
「ヴォーリズ建築」ではなく「地元の大工建築」だという衝撃的事実!
1877年に八幡東学校として建築されました。

白雲館

場所は日牟礼八幡宮正面鳥居の道向かい。
もう気持ちは日牟礼八幡宮に向かわれている方も多いかと思いますが・・・ちょこっと振り向いてみてください。

白雲館

当時の価値で6,000円の費用をかけた・・・という説明がありますがその価値がよく分からないので計算してみました。
当時は米一俵(60kg)が1円34銭だったとのことで、現在の米の相場が10kg3,500円(先日、食味ランキング特Aを獲得した「みずかがみ」参考)とすると米一俵は21,000円。
貨幣価値としては現在の15,672分の1。
ということで 6,000円×15,672=94,032,000円かけられたということでした!
(計算合ってますか??汗)

当時の子どもの教育に対する思いが伝わってきますね。
また開設当初の児童200人のうち、男児よりも女児の方が多かったそうで、この時代から女性に対する教育の理解も進んでいたようです。
そういえば今、頭に思い浮かぶ近江八幡市の女性はデキる人ばかり!うん納得!

白雲館

学校として建設された白雲館ですが生徒数増加の需要を満たすことができず、わずか15年で廃校。
その後は役場や信用金庫、空き家状態などを経て1994年に学校開設当時の姿に復元されました。

誰でも入館無料で1階はパンフレットや周辺情報が豊富に揃う観光案内所となっています。
なんと近江八幡観光物産協会の事務所が併設されているので、市内の情報収集ならこちらが間違いないです!

白雲館

近江八幡の名産品も揃います。

白雲館

赤こんにゃくや丁子麩はちょっとした手土産に便利ですね。
「どう食べるのか分からない~」という県外の方には「味付け赤こんにゃく」や「からし味噌付き丁子麩」がオススメ!

白雲館

近江八幡はかなり巡った自負がありましたが、赤コン君とはここで初対面です。
(ちなみにこの後も他で出会うことはなかったです。激レア!)

白雲館

近江八幡の竹を使ったハンコです。
よくあるお名前ハンコと思いきや一文字ずつの刻印。
使いこなすには50音全部買うのがよさそうですね・・・

白雲館

鬼瓦のお土産は贈る相手をよ~くよ~く考えて購入しましょう。

白雲館

喫茶コーナーもあり、旅の計画をここで立てるのもいいでしょう。

白雲館

時代劇映画やドラマのロケ情報はこちらでチェック!
実際に撮影された場所を巡ると観光の楽しさも2~3倍アップです。(by筆者比較)

白雲館

あの方やあの方もたくさん訪ねてこられています。

白雲館

二階へ続く階段にはステンドグラスが素敵な雰囲気を添えてくれています。

白雲館

よく見ると御朱印船のモチーフです!
このあたりがヴォーリズっぽくないですね!

白雲館

二階はギャラリースペースとなっており、四季を通じて様々な展示や企画が開催されています。(この日は左義長祭の準備に使われていました。)
窓からは日牟礼八幡宮の鳥居が真正面から眺めることができます。

さあこちらで情報を仕入れていざ八幡堀周辺観光へ!

白雲館

びわ湖 Free Wi-Fi スポット
無料でWi-Fi に接続できます。


◆白雲館
近江八幡市為心町9
TEL 0748-32-7003
開館時間 9:00~17:00
休館日 12月29日~1月3日
入館料 無料

(施設情報は2016年3月現在)

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白雲館について

明治10年に八幡東学校として建築された白雲館は、当時のお金6千円で設立されたもので、貴重な擬洋風建造物です。近江商人が子どもの教育充実を図るためその費用の殆どが寄付で賄われました。日牟礼八幡宮正面鳥居の道向かいにあり、現在は観光案内所が設けられ観光情報の提供や、お土産や特産品も展示販売されています。1階・・・観光案内所 (観光情報の発信、特産品・伝統工芸品の展示・販売)2階・・・多目的ホール (企画展などのギャラリーとして利用可能) 現在、白雲館は、指定管理者である社団法人近江八幡観光物産協会により管理運営が行われています。 2階多目的ホールの利用状況等については、近江八幡観光物産協会ホームページをご覧ください。(文章・画像等は「近江八幡観光物産協会公式webサイト」「近江八幡市公式webサイト」より引用許諾済み) 続きを読む

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滋賀県出身、滋賀県在住。
3人の子育てに奮闘しながらも滋賀の魅力を発信中!
日本史はスルーして生きてきた為、歴史的建造物は独自の視点でご紹介します。
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