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「エイリアン・トリップ vol.06」 公認DIGGER 湯川カナ、在日コリアンのパク・ウォンさんとチョウ・ヘミさん夫妻の三人による兵庫区・高速神戸~新開地 後編です!

湯川カナ

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

【福原柳筋】

ここで、奥様と赤ちゃんは、いったん別行動。
なぜならいまから行くところが、福原柳筋だからです。

福原といえば、平清盛がいっしゅん遷都した、幻の「福原京」の場所だよね?
そんなイメージしかなかったのですが、「こんど福原に取材にいくかもー」というと、まわりの日本男子たちが「マヂで! ソープ? 潜入? 連れてってー!!」と騒がしい騒がしい。

なんでもフック腹は関西随一の高級ソープランド街で、みんな名前は知ってても行ったことのない憧れの地とのこと。ふーん。
いまでも、「幻のみやこ」というかんじなのでしょうか。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ ソープ街でいちばんの高級店「銀馬車」。330分で約18万円のコースがあるらしいぞと、みんなが噂していました。さて、お邪魔しまーす!


そのなかでも最高級店といわれる「銀馬車」にお邪魔しました。
ドキドキ。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

責任者のAさん(仮名)が、とてもにこやかに、オフィススペースに招き入れてくれます。
「あの、ソープとヘルスとデリヘルとピンサロとかって、なにが違うんですか?」
40オーバーの金髪ミニスカのおばちゃんにいきなり訊かれて、「えっと……、それは本気で訊いてます?」と戸惑ってらっしゃいます。
すみません、でも本当に知らないので。

Aさんに、遊郭、浮世風呂と呼ばれた時代から、トルコ風呂となり、ソープランドと呼ばれるようになった現在までの歴史を教えていただきます。
そして、同じソープランドでも、高級店と、そうじゃないところとの違い。
えーっとね、なんというか、私の言葉でまとめると、直接的な「行為」をやりとりするのが、「そうじゃないところ」。
高級店は、それ以外のコミュニケーションのやりとりを、大切にしているようです。

「銀馬車」の名前を出すと、たくさんのひとが「あの、330分18万円のとこね!」と言います(※だいたいのイメージ)。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ お店に入ったらまず案内されるところ。「顔見せ」といって、コンパニオンさんたちと、ここで対面するそうです。

次いで、「でも5時間半でしょ。いったいなにやるんだろう?」
どうも、広々としたお部屋(二部屋つづきで、一部屋まるごとお風呂とかありました)で高級酒が飲み放題というシチュエーションで、長い時間をかけてやっているのは、「コミュニケーション」なのですね。

「どういう女性が、人気あるんですか?」
モテたいので、ソワソワと訊いてみました。
んー、そうねー。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ お部屋のひとつを拝見。二間つづきで、一部屋はぜんぶお風呂。もう一部屋は、リビングみたいになっています。高級酒は飲み放題。


笑顔を絶やさないとか、ひとの話をちゃんときくとか、いくつかの要素を挙げはじめたAさんが、「でも」と言いました。
「ま、男の人は、女のひとに『好き』って言われると、好きになっちゃうよね。女の人は『好きって言われても、私は生理的にアウト』とか言うけど」
たしかに!
女子のみなさん、好きなひとがいたら、「好き」って言うといいですよ、きっと!

そして、お店として、コンパニオンの女性たちに伝えることは、「自分がされて嬉しいなということを、相手にしてあげて」ということだそうです。

そうだー!
実は、「タイプ」なんてないんですよね。
お客さんは、ひとそれぞれ。
なにを喜んで、なにを嫌がるかは、その場でコミュニケーションをとりながら理解していくことであって、マニュアルがあるわけではない。
男と女の、裸と裸での、ある意味究極のコミュニケーションの現場を支えているのは、「自分がされて嫌なことはしない」という、幼稚園の先生や母親から何度も言われてきたような言葉でした。

なので、Aさんは、テレビやアダルトビデオで「学んで」しまう、現代の性のありかたに、とても大きな危機感をもっています。
そこにはステレオタイプな性しかないけれど、本当はそれって、個々の人間同士でするコミュニケーションであるはず。
たしかに、テレビやアダルトビデオで「学んだ」ことを「実行」しようという視点からは、「目の前の相手の女性」という、いちばん大切な要素が抜け落ちています。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ ミニスカートで頑張ってみましたが、年齢制限の壁でアウト! あ、いや、もちろん、専門的な勉強を職業的にちゃんとしているコンパニオンさんたちには、いろんな意味でまったくかないません。


20年つづく高級ソープ店で出会ったのは、「自分がされたら嫌なことばひとにしたらいかん」という母親の言葉でした。
おかん、私、がんばるわ。
42歳で、モテる女性のタイプとか訊いてる場合じゃなかったばい。

ちなみに、銀馬車のコンパニオンは、20代から上は40歳まで、30名以上。
上は40歳まで……。
というわけで、光輝く幻のみやこへの階段を、しみじみ降りてまいりました。

みなさん、良い時間を!

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ ふれあい通りで、ウォンさんとふれあってます。アーティストユニット「チングドゥル」というのは、「仲間」という意味だそう。仲間だ!


【東山市場へ】

兵庫には5つの市場があるそうです。
そのうち、「食」の市場として人気の東山へ、ぼちぼちとお喋りしながら移動します。

福原に初めて行ったという、間違いなくイケメンのパク・ウォンさんは、在日コリアン3世。
生まれも育ちも、神戸です。
高校のときに韓国の伝統的な太鼓「チャング」に出会い、惚れ込んで、演奏活動を開始。
現在は、歌や和太鼓や舞踊などで構成されるアーティスト集団「遊合芸能チングドゥル」を結成して、韓国ツアーもふくむ公演を行っています。

いや、それにしても、イケメン!
うっとりしていると、奥様が赤ちゃん連れで戻ってきました。

奥様はチョウ・ヘミさん。
京都生まれの在日コリアン4世。
小学校の頃から舞踊をはじめ、伝統的な朝鮮舞踊を専門的に学んできました。
ウォンさんが立ち上げたチングドゥルのメンバーで、結婚を機に神戸に移住。
赤ちゃんが生後1ヶ月から舞台に復帰、いまは芸能活動と、はじめての育児をがんばっています。

4代前までの先祖の命日に法事を続けるという韓国の法事のことなどをきくうち、目的の東山市場に到着しました。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ さらっと「そば焼き」というのも、実はエイリアンにはびっくりポイントなのです。ひょっとしてタコ焼きも関西では「焼きタコ」とかになってるんでしょうか?

【てんてん】

市場の入り口、ふたつの道路に面したところに、「お好み焼き・鉄板焼き てんてん」という看板が出ています。
「そば焼き・お好み焼き」と書かれたちょうちんの隣を、メニューを見ようとまわりこむと、「手相占い」……って!

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ 学生時代には「弁士・キタジ」としても名を馳せちゃった美江子さん。嫁としての苦労話から、震災の話まで、聞き応え充分です。

ガラガラガラ、と扉を開けると、ご夫婦が鉄板の向こうにいらっしゃいました。
ニコニコ無言で焼きそばをつくっていたのが、ご主人の奥田隆さん。
奥様の美江子さんが、「占いもする、お好み焼き屋のおばちゃん」です。

親友に紹介されるはずの隆さんに惚れちゃった美江子さんが嫁いできたのは、この東山市場の八百屋さん。
占いは、市役所に勤めていた時代から、興味があって学んでいたそうです。

陽気でひとと喋るのが大好きな美江子さん。八百屋さんよりもたくさんお客さんと喋れる場をと、お好み焼き店をオープンしたのが昭和60年。
お客さんにせがまれて占いをするようになったら評判となり、人気テレビ番組の『よ~いドン』から『ミヤネ屋』まで取材に訪れるように。

いろいろと大変なこともありましたが、高齢化が進む兵庫区の市場に、占いを受けたいと若い子たちがやってくるのは地域のためにもなるだろうと、今日も元気に占いを続けています。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ 小柄な美江子さんを、大きな隆さんが、手を動かしながら、じっと見守る、良い雰囲気。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ オープン占いの美江子さん。ウォンさんが「いや、しないよ、浮気」とヘミちゃんに必死でフォロー。おもしろーい!

せっかくなので、私たちも占いをしてもらうことに。
まずは、ウォンさん。
「あんた、女のひとにようもてるな。でもな奥さん、安心してええよ。このひと、浮気はうまいけど、本気にならへん」

すげー!
本来めちゃめちゃパーソナルなはずの占いを、こんなにオープンに、しかも浮気の傾向と対策を奥さんと共有しながら!!


「占いってな、どっちでもとれるような言い方すること多いやろ。私はね、ハッキリ言うねん。ええことばっかり言わへん。きついことも言う、あかんことはあかんって言う。『できますか、できませんか?』って訊かれたら、『やりたいんやったら、できる方法考えましょ』って言うねん」


そして、ヘミちゃん。
手相を見て、四柱推命見て。
お金の使い方のクセ、身体の弱いところのクセなんかを言ってもらって、ふむふむと頷いています。
「あんた、お金貯めるの、下手やな」
はい、もちろん全部オープンで。


そして私の番。
「んー、まあ外に行くひとやな。しゃあないわ」
行きたいんやったら、どんどん行きなさい、と言ってもらいました。
金髪なんて生ぬるい、ピンクとか紫とか、もっといろんな髪の色にしたらいい。
お……おう!

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ ちなみにお好み焼きは500円から。名物は「しそ焼き」だそうです。食べて飲んで占ってもらって、元気になるのだー!


美江子さーん、ありがとー!
人生の節目節目に、遠方からでもここを訪れるひとがいるというのが、なんとなくわかりました。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ 「味と香りとコストパフォーマンスでいったら、ぜったいに隣のカナダ産がおすすめ」と八百屋さんに勧められても、やはり国産マツタケ食べてみたかったの。

【火鍋 はとや/福原】

新開地へと戻る途中、「国産マツタケ1,000円」の文字が飛び込んできました。
んま。奥さん、見ました? 4、5本入って、千円ですって!
これが兵庫価格なのでしょうか。ヘミちゃんとふたりで、お買い上げ-。

それにしても、エイリアンから見ると、「兵庫区」とお隣の「長田区」の違いが、あまりわかりません。
私と同世代で、学生時代を長田で過ごしたウォンさん、須磨で過ごしたシャチョーからすると、当時、兵庫は「大人の街」だったそうです。
巡業のプロレスが来て、映画館があって、劇場があって、ストリップがあって、キャバレーがあって。
青年たちが、ふだんの生活圏を離れて、ちょっとドキドキしながらやってくるのが、兵庫だったのだとか。

そういえば、明治の廃藩置県のときに、県の名前として選ばれたくらい、栄えていたのですよね、兵庫区って。
当時東洋一の高さをほこっていた神戸タワーというのまで、あったのだとか。えー!!


夜ふけて、つわものどもが、夢の城。
ピンクのネオン光る柳筋に、こんどはヘミちゃんも赤ちゃんも一緒に舞い戻って、福原のど真ん中にある中華料理「はとや」に入りました。
座敷席で、赤ちゃんもご機嫌です。
「こういう場所でもだいじょうぶ?」
訊くと、ヘミちゃんが艶やかに笑って言いました。
「ぜんぜん! 朝鮮の伝統舞踊も、もともとルーツは妓生(キーセン)ですから」

名物料理の火鍋、そしてめちゃめちゃに美味いから揚げや、味噌だれで食べる餃子をつつきながら、あらためてカンパーイ。



長田で育ったウォンさんは、高校時代に、韓国の伝統楽器と出会いました。
演奏を続けるかたわら、設計士として神戸市内の某設計事務所に就職するのですが、20歳のときに阪神淡路大震災に遭ったことで、大きな転機を迎えます。
地元の長田は、激震地区。
生まれ育った思い出の街が、一瞬で消えました。
いてもたってもいられず、自身も被災者ながら同じ被災者を励まそうと、仲間たちと避難所をまわって太鼓を鳴らして演奏をするという活動を始めました。
すると、小さなこどもから年配のひとまで、本当に喜んでくれた。
音楽に国境はない。
そのリアルな経験から、国境を越えた芸能集団「チングドゥル」を結成し、プロのアーティストとして活動するようになります。
ちなみに「チングドゥル」というのは、ハングルで、「仲間」という意味だそう。
グループはいまも、東日本震災後の慰問公演を、積極的に続けています。
「寅さん」で知られる映画「男はつらいよ」シリーズ、95年公開の長田を舞台にした『紅の花』のエンディングに響き渡る太鼓の音は、ウォンさんが叩くケンガリという楽器なのだそうです。


ヘミちゃんは、京都で、朝鮮学校に通っていました。
母は日本のひと。両親が朝鮮籍を選んだということです。
9歳で朝鮮伝統舞踊と出会い、本格的に学びはじめます。
ただ、中高時代が、ちょうど、チマチョゴリが切りつけられたりする事件が相次いだ頃でした。
本人たちは、怖いというよりも、「なんで」という気持ちの方が強かったそうです。
それでも通学中は危険だからだということで、チマチョゴリは校内だけで着ることになりました。
考えたら、日本でも、振り袖や初詣の着物が切りつけられるという事件がありましたね。
国籍は関係なく、もっとも弱い、若い女性が、匿名の暴力の対象になる。
本当にひどいと思います。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ ほんとうに福原・柳筋のど真ん中にあります。中には男性4人連れが囲むテーブルと、そして、同伴出勤かとおぼしきカップルの姿が……。いや恋人かもしれないし……。いやそもそも恋人ってなんだろう……

肉も野菜も貝もなんでも入って複雑に豊かな味の火鍋をつつきながら、私はウォンさんとヘミちゃんに、いわゆる「在日コリアン」と呼ばれるひとの、国籍などについて、たくさん訊きました。
なぜなら、よく知らないからです。
なぜなら、「タブー」みたいになっていたからです。

かつて、私の社会人時代の同僚で、いまもとても尊敬する友人が、私が会社を辞めるときに「実は私は在日コリアン」と教えてくれました。
私は「そんなの関係ないよ」と答えたのですが、それはすごく、なにか違ったなあと、この15年くらいずっと考えていました。

その後スペインに十年いて、戻ってくると、日本はいきなり韓流ブームとかになっていて、居酒屋にふつうに「チャンジャ」や「チヂミ」や「マッコリ」が置いてあるようになっていました。
(それでやっぱり偏見みたいなのは少なくなった、と、ヘミちゃん)

そして住むことになった神戸が、在日コリアンのひとと、たくさん出会える場所でした。
ちがうな。
出会って仲良くなったら在日コリアンのひとがたくさんいました。
(逆に、名前を見て金さんだから在日コリアンかと思ったら、在日コリアンに嫁いだ日本人女性ということも、けっこうありました)

そうか、私が15年前に言いたかったのは、「そうなんだ、もっと教えて」だったんだ。
そう気づいたのは、この原稿を書いている、いまです。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ 火鍋には肉も野菜も貝も海老もなんでも貼っています。びっくりのボリューム。そんでもって美味い。それに餃子。それにから揚げ。あー、元気になっちゃうわ~

ウォンさんとヘミちゃんに、いっぱい教えてもらいました。
いわゆる「在日コリアン」は、戦後、植民地朝鮮の出身者ということで「朝鮮」籍とされたそうです。
その後、朝鮮半島に「韓国」と「北朝鮮」ができて、韓国が日本と国交正常化してから、「韓国」籍が選べるように。
ただし、北朝鮮とはまだ国交がないので、日本に「北朝鮮籍」のひとはいないのだそうです。

いま「朝鮮籍」といわれるときの「朝鮮」は、「李氏朝鮮」というときのイメージに近い、ということでした。
で、韓国籍を選ぶと、韓国と北朝鮮は国交断絶しているので、そのひとは北朝鮮には行けない。
でも朝鮮籍ならば、(簡単ではないけれど手続きを踏めば)北朝鮮にも旅行することができる。
現実として、いまの朝鮮半島にあるふたつの国を行き来することができるのは、朝鮮籍の在日コリアンだけ、という状況になっているそうです。


その「使命感」も、朝鮮の伝統楽器や舞踊のルーツを学びながら、国籍を超えたアーティスト集団をつくって芸能活動を続けるウォンさん、ヘミちゃんを、支えているようです。

国家の都合でわけられたひとたちを、アートは、つなぐことができる。
アートは、国とか人種とかのラベルを超えて、まっすぐに、個人の心に届くから。
そして本当は、地球の上には、「個人」しかいないんですよね。
あとは、誰かがなにかのためにつくった、カテゴライズ。
「エイリアン」っていうのも、そう。

実は、今日の旅の最初に、その大きなヒントに出会っていました。
湊川神社の本殿に置かれた、色彩豊かな太鼓。
それは明らかに、朝鮮の太鼓と同じルーツをもつもの。
韓国のチャングと、日本の和太鼓、国境も年齢も超えて、私たちの心をうちます。
そう、私たちは「すでに」つながっているのでした。

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ よそから見たらざっくり「神戸のひとたち」ですが、詳しくは「長田のひとと須磨のひとと外国帰りのひと」で、「長田で育ったひとと京都で育ったひとは在日コリアン」という見方もできますが、なんせ「とりあえずこの日ここにあつまった愉快なひとたち」です。ご希望によっては水虫の有無などでも分けれますが……みんなたしか、なかったよね?


兵庫は、大人の男のまちだな。
三宮に戻る、べつに高速ではない車内で、そんなことを思いました。

あのね、ラテン語では、陰毛のことを「pubes」というのですが、これが語源になった単語が「パブ」や「パブリック」だったりするんですよ。
陰毛が生えた大人たちが通うのが「パブ=酒場」であり、そんな大人たちがつくるのが「パブリック=公共」。
法で禁じられてないからと、空き缶をポイ捨てしたり、権力が強そうな方にホイホイ寝返ったり、女子学生を悲しくさせるヘイトスピーチをしたり、そんなコドモみたいな奴らには一言、「お前、いい加減にしろよ。陰毛生えてんだろ」と言えばううんです。

「仲間」と決めたものに対して、戦況が不利だから簡単に裏切らずに戦っちゃったりするのが、たぶん大人です
裸と裸のソープランドで、対話をしながら、双方が楽しく過ごせるような時間をつくれるのが、たぶん大人です。
外国人だとか在日コリアンだとかなどというわかりやすいラベルに頼らず、個人と個人として向き合うことができるのが、たぶん大人です。

陰毛が生えたら、ぜひ兵庫区に!
「大人」として、みっともないことは、しないでね♪

もはやコンパニオンとして対象外となっているおばちゃんからの、お・ね・が・い♥

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ おなかいっぱい食べて元気いっぱい! 神戸はおもしろいところだね~

日本, 兵庫県神戸市兵庫区

△ 最後はひとりでパイ山に。あ、まだ朝のまんま、女体のお尻に傘がささってる! 男ってバカだね~(もしも女のひとの仕業だったら、ゴメンナサイ)


▽ ウォンさんのハングルレポートと日本語訳です。

新開地はよく通る場所ではあるのですが通り過ぎることがほとんどです。
久しぶりに新開地のまちを歩きましたが、湊川神社の中の中まで見たのは初めて。幼少時代に通っていた商店街の活気も懐かしい。思わず国産のマツタケ(4本で1000円!)買ってしまいました。
前から気になっていた占いをしてくれるお好み屋さん。マシンガントークで話すおばちゃんがつくったお好み食べたかったなぁ‥‥
学生の頃通ったメトロ神戸も行ってないし、また改めてゆっくりと歩いてみたいと思いました。


신카이치는 자주 지나는곳이긴하지만 그저 지나는일이 많습니다
오랫만에 신카이치동내를 걸어봤는데 미나토가와신사 내부까지 본것은 처음
어렸을때 지나던 상점가의 활기도 넘 그리웠습니다
나도 모르게 국산송이버섯을(4개로 천엔!)구해버림

이전부터 마음에 걸린 점쟁이아주머님 오코노미야
말 잘하신 아주머님 만든 오코노미야키 먹고싶었음…
학생시절 자주 다니던 메토로고베엔 못갔으니 이번기회에 가볼가는 마음이됬습니다



前回 『「エイリアン・トリップ vol.06」 公認DIGGER 湯川カナ、在日コリアンのパク・ウォンさんとチョウ・ヘミさん夫妻の三人による兵庫区・高速神戸~新開地 前編です!』

前回『「エイリアン・トリップ vol.06」 公認DIGGER 湯川カナ、在日コリアンのパク・ウォンさんとチョウ・ヘミさん夫妻の三人による兵庫区・高速神戸~新開地前編』

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湯川カナ

湯川カナ

早稲田大学在学中にYahoo! JAPANの立ち上げにかかわるも、数億円になったはずのストックオプションの権利を返上。
突然、言葉もわからないスペインへ魂の逃亡したところ糸井重里氏に見出され、「ほぼ日」への連載を開始。

10年後、こんどは神戸に移住し、「生きる知恵と力を高めるリベルタ学舎」をスタート。
「誰もがまるごとの自分で生きられる社会を!」と、アミーゴたちと今日も革命話。

近著に『「他力資本主義」宣言-「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きる』(徳間書店)
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