琵琶湖に浮かぶ「沖島」は、世界でも貴重な島のひとつだった!
琵琶湖に浮かぶ「沖島」を知っていますか?
今回初めて沖島に上陸しました。
「沖島」は、湖に浮かぶ人が住んでいる島ということで、世界でもデンマーク、スコットランドと並びその価値は高く評価されているのです。
まもなく沖島に到着!わくわく~!
桟橋を渡り、初上陸しました!この島では、鳥の鳴き声がBGM。
鐘を鳴らしたくなりますが、響きわたりそうなので止めました(笑)
提供:滋賀ロケーションオフィス
写真は、この桟橋で、2016年に上映の琵琶湖に棲む幻の首長竜ビワッシーを巡る、少年少女のひと夏の物語、 「マザーレイク」のロケが行われた様子です。沖島で語り継がれる龍神伝説をもとに作られた映画だそうです。
映画では沖島の自然や、見どころがたくさん詰まっており、この島で子供たちが好奇心いっぱいに過ごす様子も描かれています。
こんなに自然豊かな沖島ですから、映画のロケ地としてもたくさん使われています。
そのうちのひとつ、「レトリカルボックス」という、稀代の芸術家が自らの死の前に未発表の作品【絡繰箱】を伝えたことにより、絡繰箱に関わりのある人々が動き出す・・・という映画でも沖島ロケが行われています。
桟橋を出て、すぐ目の前にあるのは、漁業組合の売店。お土産はここで買いましょう。
島のお母さんに、沖島弁当や沖島うどんを勧められましたが、 この日の猶予時間は、1時間ちょっと。
島内を散策がてら弁財天まで行ってみようかな。
島内には一台も自動車がなく、島内は三輪車利用されているそう。
噂に聞いた、サドルに缶を乗せた三輪車発見!
実は一回乗ってみたかった・・・
猫が多い島とも聞いていましたが、ここで1匹の猫と遭遇。
沖島の猫はなんだかのんびりしてる様子。
少し歩くと、民家の中に佃煮のお土産屋さんがあり、立ち寄ってみました。
島内にはバスが走っているそうなのですが、この日は時間が限られていてバスの時刻に間に合わない!
行ってみたかったのは、小学校から弁財天のルート。
お店の方に、弁財天まで徒歩1時間で往復できるか聞いてみると
「難しい」とのお返事。
それならば急いで違う方面を攻めましょう。
このお店のエビと大豆の佃煮。家庭の味です。
試食しましたが美味しかったので、おみやげ第1号に決定!
提供:滋賀ロケーションオフィス
写真は、私が行ってみたかった、沖島小学校でのロケ風景。NHK スペシャル 終戦ドラマ 「気骨の判決」のワンシーンです。
簡単にあらすじをご紹介すると・・・
昭和 17 年、当時の首相・東条英機は、政府に反対する国会議員を排除するための露骨な選挙妨害を行い、選挙後、各地の候補者・有権者から選挙無効の訴えが大審院(現在の最高裁)に起されました。
裁判官の多くは時局を気にして尻込みしたが、裁判長・吉田久(小林薫)だけは持ち前の実直さで取り組み、様々な妨害や圧力の中、判決を下す・・・。
このシーンの裁判長は、子供たちの姿を見ながら、
子供たちや日本の未来を自分が守らなければいけないという思いを強めたのではないかと感じます。
それでは、行先を変えて…沖島の観光スポットをご紹介していきます。
【おきしま資料館】
漁港からすぐ行けます。
民家を改築した資料館で入館料は200円。
おきしま資料館の1階。
昔の漁業の道具や、着物、沖島の昔の写真などを展示しており、昔の島民の暮らしの様子がわかります。
案内係の島のお父さんが、展示物の説明を丁寧にしてくれます。 また、資料館で配布している印刷物でも、島の歴史が詳しく描かれれています。
【西福寺】
7人の落ち武者の一人、茶谷重衛門の末裔が連如に帰依し、庵を建てたことにはじまる。
綺麗に整備されていました。
西福寺を出て右に歩くとすぐ沖島の裏側になります。
【琵琶湖】 に出ました。
琵琶湖って思っていたよりずっと広いな~。
歩く途中に見つけたこの看板は、琵琶湖と共存している島ならではのスローガンですね。
【奥津島神社境内】
藤原不比等が建立。宮世話は島で42歳になった人が1年間行うそうです。
【ホンミチ】(水産省認定・未来に残したい漁業漁村の歴史文化百選)
地図を頼りに、メインストリート、ホンミチを探したのですがわからず…島の方に教えてもらいました。
ギョギョ!めちゃくちゃ細い路地は迷路のようです。
このあと、12時の便に乗るために、早めに漁業組合に戻りました。
沖島うどんの写真だけ撮らせてもらいました。かき揚げと卵が乗ってます。美味しそう!
行きに声をかけてくれたお母さんに、沖島うどんを注文すると、 5名先客があったため、断られてしまいました。沖島弁当も、時間の余裕がいるようなので
予約するのがおススメです。
それでは、沖島漁業組合の私のおススメみやげを3つご紹介しましょう。
【沖島えびせんべい】
塩味とマヨネーズ風味の2種類。
マヨネーズ風味が私好み。
【佃煮各種】
琵琶湖産のすごもろこ、いさぎ、えび豆若煮など。
私は、珍しい、すごもろこ若煮を購入しました。
【さつまいもクランチチョコ】
沖島謹製のさつまいもが中に入ったクランチチョコは、歯ごたえもよく美味しくて好評でした。
【沖島へのアクセス】
JRで近江八幡駅前、6番バス乗り場「休暇村行き」に乗り、約30分程度で堀切港下車。
堀切港から、船で約15分で沖島に着きます。
今回の沖島は、滞在時間1時間少々の強行軍でした。
沖島への船便の時間は要チェックです!!
次に行先を決めている場合は、時間的に無理が生じないようお気を付けください。
次回は、ゆっくりと時間を持って再訪したいと思います。 ケンケン山や4月から10月まで運行する「もんてクルーズ」にもチャレンジしてみたいなぁ。
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