子供もお寺に行きたくなる?!須磨寺の面白い仕掛け動物像
須磨寺を参拝していると、境内の中には、時々、可愛い石像を発見します。
公式サイトでも紹介されていますが、住職さんは「オモロイ寺にしたい!」というご希望のあるのだとか!
(公式サイトには、「おもろいもんめぐり」というコーナーもあります)
まずは、三重塔へ向かう途中に遭遇したのは、目と首が回る(動かせる)カエルさん。
たまたまそこにいた親子連れが動かして、カエルの目玉を取れてしまいました!
ビックリ!!
壊しちゃったのかと思いました。
ちゃんと「ビックリしたい人は目玉を回して下さい」と書かれていました。
そういう造りやったんですね(笑)
疑ってゴメンなさい!!
本当にビックリした〜
ちなみに、「借金に困っている人は首を回して下さい」との書かれています。
面白い!
ここのおサルさん達。
頭を優しく撫でると動き出します♪
(石像ではないようです)
日光東照宮で有名な三猿「見ざる、聞かざる、言わざる」という教えは知られていますが、須磨寺にあるのは「五猿」なんですよ!
<五猿の由来>
ためにならない態度を見ざる
ためにならない事を言わざる
ためにならない話を聞かざる
ままにならない事を怒らざる
まんまんちゃんは善い行も悪い行も見て五猿
見てござる・・・。
面白い!
シベリア満蒙戦没者慰霊碑の前には、可愛い「ミーシャぐま」というクマの像もあります!
「くまのあたまをなでると、音楽が鳴ります」と書いてありました。
やさしくなでてみると、音楽が流れ始めました。
曲は、一絃琴の『異国の丘』だそうです。
『異国の丘』という曲は、シベリアに抑留されていた(第二次世界大戦の終戦後、武装解除され投降した日本軍捕虜らが、ソ連によってシベリア等に労働力として移送隔離された)兵士の間で歌われていた日本の歌謡曲だそうです。
△ シベリア満蒙戦没者慰霊碑
他にもたくさん、面白くて、可愛らしいものがありました。
近年、お寺には、「子供を連れて行く」というイメージがないかもしれませんが、こういう楽しい動物像の近くには自然に子供たちが集まっていました。
ぜひ、「おもろいもん」をきっかけに、子供たちがお寺に親しむきっかけを作ってみてはいかがでしょう。
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