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笠置キャンプ場に、男二人で電車でキャンプしに行きました。

たけだバーベキュー

笠置キャンプ場

2013年の出来事ですが、

家でぼーっとしていると、同期でフラワーズオブロマンスというコンビの中道からメールがきました。
(左がたけだバーベキュー、右が中道)

「暇や!キャンプ連れてって。」

時刻は午後5時。

その後に続くメールの文章が

「でも明日は昼からバイトあるから、それまでには帰れるようにしてな。よろしく!」

いや、よろしくやないねん!

夕方やし、車もないし、中道は全くのアウトドア初心者やし、

どうしたもんかなぁと思っていると、中道が僕の家に到着。なんと、ほぼ手ぶらである。

「こいつマジか・・・」

と思ったのですが、

普段インドア派の中道が、

10年ぶりぐらいにキャンプに行けるということで妙にウキウキしていたので、

僕もちょうど暇だったこともあり、

気持ちを落ち着かせとりあえず出発の準備をすることになりました。

THE NORTH FACEが出している90リットルのベースキャンプダッフルというリュックに一通り荷物を詰めまして、

電車で行けて、なおかつ遅くからでも入れるキャンプ場を探しました。

さらに「川遊びもしたいからな」と

どこまでも末っ子気質な中道の要望にあてはまるキャンプ場を検索すると、

一件だけ、京都にあります、笠置キャンプ場というところが条件にバッチリ当てはまりました。

食材の買い出しを終えて、出発したのが午後7時。もう陽も沈みかけています。

じゃんけんの結果、僕が小リュックとイス2脚、

パンパンに詰まった90リットルのデカリュックを背負うのは中道になりました。

笠置キャンプ場

大荷物の二人が、汗だくになりながら駅まで歩き、

会社帰りや学校帰りの人達に不審な目で見られながら電車に乗り込みます。

 「いやー、後は1時間半電車に揺られて、キャンプ場に向かうだけやな。楽しくなってきたなー」

と、中道に声をかけると、びっくりすることに、

重たすぎるリュックと、不審な目で見られたという恥じらいでものっすごく不貞腐れているのです。

笠置キャンプ場

うそーーーん!

キャンプ行こうって言ってきたの中道やん~!

めっちゃつまんなそうや~ん!

でもまぁ彼はいつもこんな感じなので、そっとしておきました。

しかしなぜかワンマン電車にテンションの上がる中道。

笠置キャンプ場

そうこうしていると笠置キャンプ場に到着。

辺りは真っ暗。平日なのでキャンパーはだーれもいません。

手探りでテントを設営し、イスを広げ、

午後10時、よやくキャンプをすることができました。

いや、遅っ!!

笠置キャンプ場

しかし真夜中の乾杯が最高!
夜は川の音と虫の音ぐらいしかしません。

笠置キャンプ場

簡単スモークを作りました。
タコ、ベーコン、かまぼこ。
スモーク風味が付いて、なおさらお酒が進みました。

笠置キャンプ場

画像はぼやけていますが、深夜焼きそば。

これがまたおいしい。

それを食べながらお酒を飲んでいると、

中道がおもむろに「やっぱキャンプの夜はこれでしょう」と、iphoneの音量を上げて、曲を流してくれました。

中道、このキャンプで唯一のファインプレー!

やっぱりキャンプで曲があるのとないとでは全然違います。

早速流してもらいました。

♪知らない言葉を覚えるたびに 僕らは大人に近くなる~

流れてきたのは、中島みゆきの「命の別名」

なんでしょう、

このミスマッチ感!

後半、なんだか中島みゆきに怒られてる気もしてきました。


笠置キャンプ場

朝になるとこんな感じ。

笠置キャンプ場

朝はやっぱりコーヒーということで、モンベルの折りたたみフィルターで朝コーヒー。
支えに拾った木の枝を使っています!

笠置キャンプ場

朝食はベーコンを焼いて、

笠置キャンプ場

目玉焼きを焼いて、

笠置キャンプ場

トーストを焼き、

笠置キャンプ場

ベーコンエッグ!
これと先ほど注いだコーヒーと一緒に食べる朝ご飯はほんとに最高!

笠置キャンプ場

大橋もくっきり見えました。
釣り人もちらほら。

笠置キャンプ場

特に川で遊ぶこともなく、イスに座ってじーっとしていました。

はい、キャンプの検索条件でありましたよね。

「川で遊べるところ」

中道は、水着を忘れたということで全く川に入りませんでした。

どないやねん!!

笠置キャンプ場

でも、なんだかんだいって、楽しかったです。


帰りは僕が大きなリュック、


中道が小さいリュックとイス二つ。

行きとは荷物を変えて帰ることにしました。

笠置キャンプ場

帰りに、わかさぎ温泉笠置いこいの館という温泉に行きました。

疲れを癒し、キャンプのことを振りかえる。

最高です。

そして電車に乗り、午後2時、大阪に到着。

いろいろありましたが、

僕も中道もこのキャンプに来て本当によかったなと、心からそう感じました。

しかし、僕はあることに気付きました。

「中道、イス2脚は?」

「うわ、温泉や・・・。」


中道とは二度とキャンプに行きません。

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笠置キャンプ場について

京都府相楽郡笠置町にあるキャンプ場。京奈和自動車道「山田川」ICから約30分。JR関西本線の笠置駅からも歩いて5分。関西で電車で行けるキャンプ場としては数少ない存在。木津川に架かる笠置大橋のすぐ横に見えます。広々とした河川敷内にあり、バーベキューやオートキャンプを楽しむことができ、車でそのままキャンプ場の中まで乗り入れることができます。天然温泉「笠置いこいの館」も徒歩10分ほどのところにあるので、夜やキャンプ帰りに汗を流すのには最適。 続きを読む

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