古民家で煎りたてコーヒーが飲める里山カフェ「すみっこ」

あいにくの雨の中、妙見口駅に到着。雨なのに、ハイキングの方がいてびっくり！

北摂里山街道に入ると歩道が整備されていて快適。道端には野菜の直売所などもあります。

駅から３０分ほど歩いた頃、右手に看板発見！

矢印にの方向に歩いていくと、幟発見。

到着～。なんかおばあちゃんちに帰ってきたような感じです。

家の中には、神棚があり、横には仏壇もあります(^^♪

本日のメニュー。
おなかがすいてたので、カレーを注文。寒かったし、温かい飲み物が欲しかったけど「ヤーコンサイダー」の誘惑に勝てず、注文してしまった。

待ってる間に、地元の方とお話し。イチジクの木で燻製したナッツや「琥珀糖」「草木染の手ぬぐい」などいろいろつくっておられるそうです。

左は「炭」右は「栗」で染めた手ぬぐい。「これで２００円は、安すぎるんじゃないですか？」って聞いたら、笑っておられましたが、ほんとに安い。ナッツも１００円。大丈夫かなぁ？？
「栗」は渋皮煮を作ったあとのゆで汁を使うときれいなピンクになるそうです。
今、ダリア園から頼まれて、お土産品の開発をしているそうです。

縁側に座っていたハイカーさん。「雨に濡れてびしょびしょだから中に入るのは気が引ける。縁側があってうれしい。」と言ってみえました。
今日はハイキングラリーで、５日間参加しないと賞品がもらえなくなるので、「休むわけにはいかなかったのよ～。いつもは１０００人近く参加するけど、今日は少なくて私は354番」だったそうです。それでも、多いと思います。

待ってました「ヤーコンサイダー」糖尿病の気がある私にとっては、血糖値抑制効果があるヤーコンはお薬のようなありがたい存在です。味は普通のソーダでした。

メインディッシュは完熟いちじくがまるごととけこんでいる「いちじゅくカレー」
地域を「食」で元気にしようと！、川西市と大阪青山大学が提携し、特産のイチジクを使って作ったそうです。
甘口と中辛があるそうですが、今日は中辛をセレクト。
上にトッピングされているのは、無農薬栽培された人参の葉っぱ。
朝、地元の農家さんが持ってきてくれたそうです。

ご飯はなんと薪で炊いているそうです。「お釜の写真を撮りたいです～」とお願いしたら、「もう火は消えてしまったし、ご飯も移してますけどいいですか？今日は雨なので、軒先に移動したんですよ～」と案内してくれました。

中庭では七輪で何やら煎っておられます。「何してはるんですか？」と聞いたら、コーヒーを煎っているとのこと。
里山カフェのコーヒーは、川西名産の桃の木の炭を使って焙煎し、妙見山の湧水で淹れているそうです。しかも当日焙煎しているとは、新鮮そのものじゃないですか。

スタッフの方に話を聞くと、このカフェはまちづくりを学ぶ学生さんと地元の方が交流する中から生まれたアイデアで、学生さんが、庭の除草や家具の修理などから関り、運営しているそうです。写真は、当日活動しておられた、近畿大学総合社会学部・田中晃代研究室の皆さん。

そう聞いたら、やっぱり飲まずにはおられません。ホットコーヒーをオーダー。
ガーっという音とともに流れてくるコーヒーの香り。一口飲むと、口の中に深い香りが広がります。煎りたて、挽きたての贅沢なコーヒーですね。

せっかくだから、お土産にいちじゅくカレーを購入。スパイスが添えられていて、甘口と中辛に調節できます。

地元に人から聞いた「黒川ダリア園」。
http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/midori/dariyaen/
店内にあるMAPでみたら、250ｍくらいのところにあることがわかったので、帰りにちょっと寄ってみる。
徒歩5分くらいで到着。入園料（協力金という形で）300円。なんとバス停がある（歩かなくてもよかったんだ）無料の駐車場まである。
次は「晴れの日に車で来よう」と思う。

「菊炭焙煎珈琲」と「壱熟咖喱」の店
里山カフェ　すみっこ

住　所：兵庫県川西市黒川字中島351　坊之本邸
営業日：H29年10/21（土）
　　　　　　 10/29（日）
　　　　　　 11/25（土）
営業時間：10：00～16：00
問合せ　：近畿大学総合社会学部
　　　　　事務部（06-4307-3062）

　＊月１～２回の不定期営業ですので、事前に確認したほうがいいです。