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勝負事に強い「まけきらい稲荷」を攻めてみた

Honda Kigen

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

篠山市の城下町を東にしばらく歩くと、大地山平左衛門稲荷神社に続く長い階段がたくさんの鳥居とともに待ち構えています。

この神社は通称「まけきらい稲荷」と言われ、その名の通り勝負事に強い神社だそうです。
地元民は「王地山」と呼んでいます。

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

階段を少し上ると右手に口から水を垂れ流し続けている龍がお出迎え。
ここで手と口を洗って体を清めてから上がりましょう。

・・・この日は寒すぎたのでスルー。

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

階段の1段1段はとても低いですが、この距離を上がるのは少し骨が折れるかもしれません。

この日は3人で上ったのですが、中盤あたりから急に「グリコ」がはじまりました。
グリコというのは、じゃんけんして勝った手に応じて階段を上がっていく遊びです。

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

あまりに段数が多いので後半は「一歩で一気に段数を稼いでいくズル」が横行しました。
ただの遊びですらムキになってズルをしようとする大人たち。
この、勝ちへの執着心が出てしまうのはきっとここが「まけきらい稲荷」だからなのかもしれません。

何事にも全力になるのはいいのですが、普段運動をしないメンバーはそのせいで息切れしてしまいました。
が、なんとか上にたどり着くことができました。

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

上にたどり着くと本殿がありました。
絵馬を買ったり、祈祷をしたりできるみたいです。

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

おみくじが100円でできるということで、さっそくやってみました。

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

"凶"でした。
お疲れ様でした。

たぶん、龍の水で体を清めなかったから...

(もう一人もおみくじをひいたのですが、なんとその方も"凶"でした)

王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)

なんだか闘争心が湧き上がるような気がする篠山のパワースポット「まけきらい稲荷」。
篠山の繁栄はこの神社によってもたらされてきたのかもしれませんね。

凶を引いた我々は、階段で足を滑らせないように気をつけて帰路に向かいました。

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王地山平左衛門稲荷神社(まけきらい稲荷)について

王地山公園の西側、赤い鳥居がトンネルのように続く長い石段を丘上に登ると、王地山稲荷神社と向かい合って、土俵の上にお祀りされているのが平左衛門稲荷神社です。またの名を負けきらい神社といい、次のような話が語り継がれています。 「篠山藩主青山忠裕公が老中であった約170年前の文政年間の頃、毎年春と夏に、江戸両国の回向院広場で、将軍上覧の大相撲が催されていた。ところが、いつも篠山藩のお抱え力士たちは負けてばかりであった。ある年の春場所のこと、篠山から来たという王地山平左衛門ら8名の力士と行司1名、頭取1名の 一行10名が現れ、土俵に上がると連戦連勝してしまった。負けきらいのお殿様は大変喜んで、その者達に 褒美をやろうとされたが、どこにもいない。後で調べてみると、なんと全員が領内のお稲荷さんの名前だった。そこで、それぞれに、幟や絵馬などを奉納して感謝したという。」いまは、招福除災・商売繁盛勝利守護、それに合格成就の神として広く信仰されています。 続きを読む

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