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地元をもっと好きになる!桂に生まれた新しいお祭り「桂ヴィレッジフェス2016」レポート

たかがわゆみこ

桂ヴィレッジフェス2016

あなたの地元には、お祭り行事がありますか?
子どもの頃に過ごした土地の思い出のひとつとして「お祭り」をあげるひとは多いのではないでしょうか。
家族、友達、ご近所さん。見慣れたふだんの風景がその日だけ非日常になり、顔なじみのご近所さんも今日はちょっぴり浮かれている。地域の行事というのは、地域活性化のシンボルであると同時に、そこで暮らすすべての人々にとって共通の思い出となる、大きな存在です。

1年前の2015年11月、阪急京都線桂駅からほど近い本願寺西山別院にて初開催された「桂ヴィレッジフェス」。
立ち上げ初年度にもかかわらず、来場者数1,500名以上を記録する大盛況となり、桂の魅力を内外に発信したお祭りとなりました。
このお祭りをさらに根づかせたい。そんな思いとともに、2回目の開催が決定!
2016年10月30日(日)に、第2回の開催を迎えました。

桂ヴィレッジフェス2016

当日は雲ひとつない抜けるような秋空!
秋らしい風がすこし肌寒くもありましたが、お昼頃からは日差しがまっすぐ差し込んであたたかい陽気に。
親子連れやカップル、友達同士などなど幅広い客層。なかでも、とにかく子どもが多い!境内をめいっぱい使って走ったり遊んだりする子どもたちの元気な姿が、お祭りの賑やかな雰囲気をいっそう盛り立てていました。

桂ヴィレッジフェス2016

桂ヴィレッジフェスは、かつて桂離宮の周辺で公家の別荘地として栄えていたとされる「桂村」を中心に行われていた(であろう)村祭りを復活させよう!というコンセプトのもとで立ち上がりました。西京区にゆかりのある商店や団体が一体となって地域の魅力を発信し、桂のまちを盛り上げることを目的としています。地域のみなさんのこころざしが集まってできあがっていく、新しい「村祭り」なんです。

2回目となる今年は、昨年より出店数が増えてさらにパワーアップ!
今年も「集落」に見立てた6つのエリアブースに、西京区の個性的な店が大集合。ごはんも遊びもぎゅっと詰まって丸1日楽しめる充実ぶりです。実際、朝に来場して夕方までまったり遊んで過ごすお客さんも多かったとか。
当日の盛り上がりを、写真とともにご紹介!

桂ヴィレッジフェス2016

この日は境内がずーっといいにおい!【カフェ】エリアには、桂を代表するグルメが一挙集結し、どれから食べようか悩むのが楽しくなる14店舗がずらりと並びました。
自家製パンやハンバーガー、肉巻きおにぎり、汁なし担々麺、焼き鳥をはじめ、イタリアンからインド&ネパール料理などの多国籍なラインナップもスタンバイ。がっつりごはんでおなかいっぱいになったあとは、みたらし団子や自家製ジュースでほっと一息つくひともたくさん。どのお店も行列が絶えず大盛況!夕方になると、完売御礼のお店も多く見かけました。
出店されたお店は、どこも西京区に店舗を構えるところばかり。気になってたメニューを食べ損ねた!というお店はもちろん、おいしくてファンになった!というお店にも、西京区を訪れればまた出会えます。次はぜひ店舗のほうにも足を運んでみてくださいね!

桂ヴィレッジフェス2016

桂ヴィレッジフェスの会場である西山別院。その本堂は、京都府の文化財に指定されている建造物であることをご存知ですか?歴史的に貴重なお寺が地元にあると、なんだか誇らしい気持ちになります。
自分の地元にどんなストーリーがあるのか、どういったルーツを持った場所なのか、長年住んでいても実はあまり知らなかったりします。地域が積み重ねてきた歴史を発見することができるのも、お祭りの持つ役割であり、魅力なのだと思います。知らなかった地元を知ることができるってうれしいですよね。

【シエスタ】は、この歴史ある本堂を使ったブースです。ここでは、親子で参加できるヨガ体験や、筋肉をゆるやかにほぐして心身ともにリラックスできるピラティス&ストレッチなど、のびのびと身体を動かせるプログラムがおこなわれていました。

お寺の本堂と聞くと、ふだんなかなか入る機会がなくて少し敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、西山別院は桂の人々とともに歴史を歩んできた、地域にひらかれたお寺です。本堂へ一歩足を踏み入れると、自然と手を合わせたくなる荘厳な空気とともに、老若男女問わず地域の人々を受け入れてくれるあたたかさも感じます。
そんな場所で過ごす、背筋とともに気持ちもすっと伸びやかになるようなひととき。プログラム終了後、参加者のみなさんのリフレッシュした表情が印象的なエリアでした。

桂ヴィレッジフェス2016

鐘楼のふもとにずらりと並んだ古本。【ブック】エリアでは、一般出店者による個性豊かな「1箱古本市」を開催!
箱の中身は十人十色。1箱に古本をたっぷり詰めこんだ1日店主のみなさんも、ブックエリアを賑わせていました。掘り出し物を探すのも楽しい!
店主ごとに個性の光るセレクトで、大人も子どもも夢中で試し読み。そんな本の虫たちのために、今年から「立ち読みBarカウンター」が併設されました!気になる本を見つけたら、ドリンクを飲みながらゆっくり読書が楽しめるナイスなスペース。木洩れ日のもと、時間を忘れて読書にふけっていたひとも多いのでは?
本を通じて店主とお客さんのコミュニケーションが生まれるブックエリア。つながりを大事にするヴィレッジフェスを象徴するような空間でした。

桂ヴィレッジフェス2016

おみやげ探しもお祭りの醍醐味。【コミュニティ】ブースでは、地元農家のこだわりが詰まったオーガニック野菜や、西京区で暮らすハンディを持ったひとたちの手によってひとつひとつ丁寧につくられたハンドメイドの小物が並びます。どのお店の商品も、手作りのぬくもりがあふれるものばかり。ヴィレッジフェスの記念や手土産にぴったりです。
自分の暮らす地域でつくられたものを手にすれば、きっと愛着もひとしお。地元発信のものを知ることができるのも、お祭りならではの良さですよね。

桂ヴィレッジフェス2016

本堂の横に出店しているのは、ハンドメイド雑貨やジュエリー、ヴィンテージ小物、トートバッグなどを販売するクラフトショップ。いずれも、西京区に店舗を持っていたり、西京区で活動していたりと、地元にゆかりの深い方々です。作家さんのオリジナル作品を手にとりながら、貴重な1点ものを購入することができる、一期一会の出会いが楽しめるエリアです。

桂ヴィレッジフェス2016

また、ワークショップのラインナップも充実。
自分だけのエコバッグが作れるシルクスクリーンプリント体験、西京区の小学校で採ったマリーゴールドの花を使うハンカチ染め体験、木材を使ったアクセサリー製作体験などなど、世界にひとつだけのものを自分の手で作り出せるブースが揃いました。

桂ヴィレッジフェス2016

そのほか、めがね屋さんによる自分にぴったりのめがねの提案&試着や、大人も子どももわくわくする整備士体験など、ほかにはないちょっと変わったブースも出ていました。
どのお店も、朝から夕方まで終日大盛況!

桂ヴィレッジフェス2016

西山別院の本堂前にある、存在感たっぷりの大きなイチョウの木。この木の下には、1日をとおして4つの団体のパフォーマンスを楽しめるメインステージがあります!
親子で歌える名曲を、弦楽四重奏でしっとり美しく聴かせる「京都市立芸術大学カルテット」、思わず身体が動く軽快なマリンバのリズムで楽しい音色を響かせた「びーだま」、桂に集った音楽仲間たちによるゆかいなジャズミュージック「中島直バンド」、そして現地で直接教わったアフリカの伝統音楽をアレンジして太鼓と歌と踊りで魅せるバンド「BACHIKONDOOO」。それぞれの個性と音色が、お祭りに彩りを添えてくれました!

桂ヴィレッジフェス2016

メインとなる6つのエリア以外にも、見どころや仕掛けがいっぱいの桂ヴィレッジフェス。

たとえば、会場で配布されていたフライヤー。
当日の会場マップや出店リスト、メインステージのタイムスケジュールが載っていてとても便利なのですが、その裏面にはさらに大きなマップがあります。
実はこれ、桂ヴィレッジフェス2016に参加しているお店の所在地をすべて掲載した西京区のマップ。つまりこのマップを見れば、このお祭りを通して出会ったお店に、また足を運ぶことができるんです。
お祭りをきっかけに知ったお店、おいしかったメニュー、おしゃべりが弾んで仲良くなった店員さん。このマップがあれば、お祭りが結んだ新しいご縁を、この先も育んでいくことができます。
地域がいっそう活気づいていくためには、街と人のつながりが不可欠です。桂ヴィレッジフェスのフライヤーには、お祭り当日の賑わいを支えるだけでなく、そこで新たに生まれたつながりをより濃くするための仕掛けと思いがぎっしりと込められていました。お祭りのあとも、西京区タウンマップとして地域の交流を盛り上げてくれるにちがいありません。
ぜひフライヤーを持って、西京区へおでかけしてみてくださいね!

そのほか、突発的に登場して会場を沸かせたコーナーもたくさんありました。
あなたはいくつ出会えましたか?

桂ヴィレッジフェス2016

西京区のマスコットキャラクター「にしきょう・たけにょん」が桂ヴィレッジフェスに来てくれました!
会場に現れるやいなや、大勢の子どもたちに囲まれるたけにょん。ハグをしたり記念撮影をしたりと大人気でしたよ。かわいい!
※たけにょんは西京区の竹から生まれた男の子。区の広報部長として活躍中!

桂ヴィレッジフェス2016

14時過ぎ。午後のまったりムードに包まれる会場に、突如鳴り響く拍子木の音。音のするほうへ向かってみると、そこにはなんと紙芝居屋さんが!メインステージとブックエリアのあいだに、この時間帯限定で紙芝居コーナーが登場したんです。
紙芝居屋さんのまわりには、あっというまに人だかりが。親世代にはなつかしく、子ども世代には新鮮に感じられるかもしれない紙芝居。子どもたちはみんな夢中で物語に入り込んでいました。
こんなふうに、外でみんなが集まって紙芝居を見る機会って、最近はなかなかないですよね。とてもほっこりしたお祭りの午後のひとときでした。

桂ヴィレッジフェス2016

会場内には、記念撮影にぴったりなフォトスポットもあります!
いま流行りのフォトプロップスも、桂ヴィレッジフェス仕様のオリジナル!Instagramのフレームも用意されていて、こんなにゆかいな写真が撮れちゃいます。

桂ヴィレッジフェス2016

16時30分に閉場した桂ヴィレッジフェス。会場は終日お客さんでいっぱいでした。今年の来場者数はなんと2,000名超!
桂という町、そして桂に住まうひとたちの魅力とエネルギーにあふれたお祭りとなりました。

桂ヴィレッジフェス2016

「お祭りには、人を呼びもどす力がある」と語る実行委員長の宮川さん。
子どもたちが地元をもっと好きになってくれるようなお祭りにしたい。
そして子どもたちが帰ってこれる行事にしたい。
そんな思いに、おなじ地域に住むみなさんの気持ちがつながって、笑顔のあふれる場所が桂の土地に根づこうとしています。

桂ヴィレッジフェス2016

地域に暮らす子どもたちにとっての、かけがえのない思い出となるように。
走ったり、食べたり、歌ったり、踊ったり、子どもたちが自然とわんぱくになれるような場所となるように。
大人がふと童心に返ることができる時間となるように。
そして、お祭りを通じて人や地域がつながっていける場となるように。

桂ヴィレッジフェスには、そんな願いがこめられています。
生まれたばかりのお祭りが、この先何十年、何百年とつづき、新しい歴史が形づくられていく。
その予感に、わくわくがとまりません。

桂ヴィレッジフェス2016

いつでもあたたかく迎え入れてくれる桂ヴィレッジフェス。
桂をはじめとする西京区民の方はもちろん、遠くからでも遊びに出かけたいお祭りです。
ここへ集えば、誰もがきっと桂のことを好きになります。
来年の開催が、いまから楽しみです!

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桂ヴィレッジフェス2016について

桂ヴィレッジフェス2016告知PV日時 10月30日(日)11:00〜16:30場所 西山別院(阪急桂駅から徒歩5分) 続きを読む

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たかがわゆみこ

たかがわゆみこ

食べたり遊んだり書いたり撮ったりしながら、西と東をいったりきたり。
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