遊び方

2022.07.20

おでかけ情報

「Bicycle Club」最新号掲載のコースを走ろう!ルートプランナーおすすめのスポットもご紹介 ※このイベントは終了しました

ロードバイク、マウンテンバイクで走ることを楽しみたい人に贈る硬派なスポーツバイク専門誌「Bicycle Club」9月号(7月20日発売)の「和歌山県・紀伊半島南部 南紀熊野を走る」の取材にDIIIGのサイクリングミッションプロデューサー「ほのたろー」こと森本保乃花が参加しました。

今回取材でご一緒したライター小俣雄風太さん(左)とフォトグラファー辻啓さん(真ん中)|2022年6月、太地駅にて

紀伊半島南端、和歌山県串本町の奇岩群「橋杭岩」をスタートし、世界遺産の熊野那智大社、「まぐろの町」那智勝浦、「くじらの町」太地町まで、海から山までおよそ90km1200mUPというタフなコース。自然もグルメもたっぷり味わえるこのコースをDIIIGユーザーのみなさんにも走ってもらいたい!と、急遽「バイシクルクラブと楽しもう!和歌山の海・山・文化を堪能できる南紀熊野コース」の開催を決定しました。

今回は和歌山サイクリングの魅力とおすすめスポット&グルメをご紹介します。

DIIIGのサイクリング系ミッションを担当している“ほのたろー”こと森本保乃花

和歌山・串本・太地ってどんなところ?

関西のサイクリストにとっての和歌山県はなんとなく気軽に行ける距離でもなく、まだ未開拓の人も多いのではないでしょうか?

私の和歌山の思い出といえば、初めてロードバイクを買った嬉しさから勢いで大阪から白浜まで走り、お尻が痛くなりすぎて帰ってこれなくなったという初心者ならではの思い出が…(詳しくは「Bicycle Club9月号」に掲載されているので読んでくださいね)

最近は和歌山と大阪の県境くらいまでは走りますが、その先となるとなかなかいく機会がありませんでした。

今回“関西のタフな女子枠”でBicycle Clubさんから声をかけてもらい、改めて走ってみると、新たな発見がたくさんありました。

自然美を作り出すリアス式海岸、コーナーを曲がると目の前に広がるキラキラとした海。つづら折りの山道を登っていくと、深い手付かずの自然。普段走り慣れている瀬戸内にはない景色に圧倒されます。

和歌山までどうやって行く?

和歌山までのアクセスの選択肢は意外といろいろあります。

関西から車だと大体2時間〜3時間で行けますが、南紀白浜空港もあるので飛行機での輪行もありです。手荷物に預けるために輪行バッグが必要ですが一つ持っていると、サイクリングの旅の幅が広がるのでおすすめです。条件は各航空会社によるのでチェックしてみてくださいね。

そしておすすめはサイクルトレインを使った輪行。

きのくに線御坊駅 ~ 新宮駅間の普通列車で「サイクルトレイン2022」が運行中です!

自転車を解体せず電車にそのまま乗れるため、駅から出たらすぐに走り出せますよ。平日は朝9:00〜終電まで、土日祝日は終日自転車の持ち込みが可能です。事前予約なしで利用できるので時間を気にせず思いっきり楽しめますよね。追加料金がかからないのも嬉しいポイントです。

「サイクルトレイン2022」についての詳細はこちら→https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220323_01_cycletrain.pdf

特にここは見て欲しい!おすすめの絶景ポイント

自然がつくり出す造形美「橋杭岩」

本州最南端、和歌山県串本町にある「橋杭岩(はしぐいいわ)」は超インスタ映えスポット!850mに渡って40余りの大小さまざまな奇岩群があり、干潮時には観光客で賑わいます。お天気が良ければこんな風景が見られますよ!

日本三大名瀑のひとつ「那智の滝」

木漏れ日がキラキラと輝く山道を進んでいくと見えてくるのが、日本一の落差を誇る「那智の滝」。そばまで行くには自転車を降りて歩く必要がありますが、遠目にみてもその迫力は十分!周辺にはお土産屋さんや休憩スポットもあるので、ここで滝を眺めながら一息つくのもアリですね!

歴史感じる「大門坂」 

世界遺産・熊野古道を手軽に楽しめる「大門坂」。大きな杉並木に囲まれた美しい石段は「那智の滝」への参道になっています。神秘的な雰囲気と、不揃いな石畳みに昔の人々の並々ならぬ労力を感じました。でもサイクリングシューズだと滑りやすいので気をつけて。

これは絶対食べて!おすすめ必食グルメ

那智勝浦のマグロ

那智勝浦といえばマグロの町。取材で伺った紀伊勝浦駅前の「bodai」では、名物のマグロを使った創作料理が味わえます。新鮮な生マグロのお刺身やマグロの中トロをレアに揚げたトロカツなど、マグロ好きが歓喜するメニューがずらり。鉄分が豊富で高タンパクなマグロが走り疲れた体に染み渡る〜!

▼bodai
https://bodai.gorp.jp/

太地の鯨

ツール・ド・熊野のコースにもなっているサイクリストにとってはお馴染みの場所「太地」。ここは捕鯨で栄えた“くじらの町”でもあります。「道の駅太地」で食べた「鯨の竜田揚げ定食」はボリューム満点!ジューシーなくじらの竜田揚げはサイクリストの血となり、パワーとなってくれそうなお味でした。他にもくじらバーガーなど、くじら肉を使ったメニューが豊富にありますよ。

▼道の駅太地
http://michiekitaiji.com/

串本のお魚

最後にピックアップしたのは「Bicycle Club」の誌面には登場してないのですが、ライターさんたちと夕食で訪れたお店「串本旬菜 おおはし」です。本州最南端、串本町にあり、釣り好きの店主が営むだけあって、お魚の鮮度が抜群!黒潮で揉まれた魚はどれも肉厚で旨みや甘みを感じます。中でも「お造りの盛り合わせ」は必食。串本漁港や地元の魚屋さんで買い付けた季節の魚介オールスターズが味わえます。

▼串本旬菜 おおはし
https://tabelog.com/wakayama/A3005/A300503/30009633/

参加するときに注意してほしいこと

アップダウンが多めの、中・上級者向けのコースなので、ある程度の気合いを入れて臨んでください。コース内には補給スポットが少ないエリアもあります。事前に補給食を用意しておくと安心です。特に水分は多めに!

今年の夏は”ダブル高気圧”の影響で全国的に猛暑との予測。広範囲で平年より気温が高いそうなので、とにかく熱中症に注意して普段よりも体調に気をつけてご参加ください。

無理せず楽しく!

完走すると「紀州完熟みかん梅酒」が当たる!イベント開催中

※このイベントは終了しました

イベントタイトル:バイシクルクラブと楽しもう!和歌山の海・山・文化を堪能できる南紀熊野コース
開催期間:7月20日〜9月19日
参加費:無料


■参加方法■

1.アプリ「DIIIG」をダウンロード
2.アカウントを作成
3.「新しいワールドを探す」から「サイクリングチャレンジ!」を選択
4.イベント「バイシクルクラブと楽しもう!和歌山の海・山・文化を堪能できる南紀熊野コース」に参加
5.指定のスポットでミッションクリア
6.報酬の抽選にエントリー

★ミッションを全てクリアすると、「紀州完熟みかん梅酒」がもらえる抽選に参加できます!

※このイベントは終了しました

最後にほのたろーからのエール

“タフな女子”の私でもなかなかの走りごたえだった今回のコースを一言で表すなら「試される大地」。はっきり言って中級者〜上級者向けです。でも海岸沿いから山道、雄大な大自然を感じながら走り切った後の地元の美味しいお魚とお酒は最高!和歌山にすっかり魅了され、「近々プライベートでもう一回走りたい!」と思える面白いコースでした。

宿泊施設もたくさんあるので、観光を兼ねて2泊3日くらいかけて満喫してもらえたらと思います。

今回、和歌山にハマるきっかけになった「Bicycle Club9月号」の誌面にはさらに情報が盛りだくさんです。ぜひ書店で手に入れて、今年の夏休みの旅行の候補地にしてみてくださいね。

▼Bicycle Club(バイシクルクラブ)9月号
発売日:2022年7月20日
掲載ページ:和歌山県・紀伊半島南部 南紀熊野を走る
https://funq.jp/bicycle-club/article/814923/