三宮センター街(神戸市中央区)のマンホールのふたがリニューアルされ、1日にお披露目式が行われた。商店街の路面に描かれた「万年暦」のデザインがモチーフ。関係者は「足元のおしゃれを楽しんでほしい」と話す。 市の下水道改築工事の一環で実施した。デザインの基となった「万年暦」は、センター街の中心部にある路面壁画で、阪神・淡路大震災後の復興のシンボルとして97年に完成した。今回はほぼ同じ模様のふた(直径60センチ)を、一帯のマンホール計24カ所に取り付けた。曜日や月の英語が円を描くようにデザインされている。総事業費は約1千万円で、耐用年数は約15年。 お披露目式には、市や商店街の関係者ら約20人が出席し、リニューアルを祝った。神戸・三宮センター街1丁目商店街振興組合の松谷齊泰(としやす)理事長(68)は「今年はセンター街誕生70年目でもあり、大変喜ばしい。神戸のおしゃれを発信する一助にしたい」と語った。(久保田麻依子)
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