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行き遅れそうだけど、今更お雛様!

ひなまつり当日は、くらうどちらしずしで満足したけど、そういえばおひなさまを見てなかったなと思ってたら、気になるものを見つけた! それが、「つり雛」。   つり雛(つるし雛)は全国でも珍しい風習で、山形県、静岡県、福岡県は、歴史的文献等の残るゆかりの地になっています。 つり雛とは、小さな人形をつるしたもののことで、それぞれに意味のある人形が吊るされているんだとか。 衣食住に困らないことを願って飾られることが多く、江戸時代に、裕福ではない家庭では高価な雛人形がなかなか手に入らなかったため、お母さんやおばあちゃん、近所の人たちまで、小さな人形を作って持ち寄り、つるしたのが始まりだと言われているらしい。   そんな、想像しただけでもかわいいつり雛が、鯖江で見られると聞いて、金曜日に行ってきました。 いつまでも雛人形を出してると、お嫁に行き遅れるっていうし、ちょっと心配だけど、行ってきた笑   場所は、西鯖江駅からすぐのところ。 ちりめん細工を教えている川地さんという80代の女性のお宅でやっていました。 2006年から自宅で展示会を開いていて、現在は16人、平均年齢72歳の女性たちが川地さんから教わっているそうです。   本当に普通のお家だったんだけど、お庭の方にまわったらめっちゃ人いてびっくりした。 常時30人くらいはいたと思う。 すごい。   中はこんな感じ。     部屋中につり雛が飾られていて、とっても幻想的。 金沢や京都まで足を運んで探した色とりどりの布を使った人形はどれもとっても可愛かった。   人形だけじゃなくて、かわいらしいいちごちゃんとかも。     鯖江メガネのアクセサリーをつけたラビット交響楽団。 超細かくてかわいい! 作ってみたい!     つり雛以外にも、大正〜昭和初期に作られた、洋装の布製の文化人形や、ピーターラビットをイメージしたウサギの人形など、かわいい人形がたくさんありました。     このつり雛展は、今回が10年目の節目ということもあり、海外に目を向けてみたとか。 実は今年はピーターラビットの作者の生誕150周年の年。 つり雛の誕生と同じくらいの時代に生まれたピーターラビットの作者に思いを馳せて、ちりめんや、大事に取っておいた自分の服をラビット人形に着せたそう。   ピーターラビットの絵本が好きすぎて、全文暗記してた気持ち悪い幼少期を過ごしていた自分としては、久しぶりのピーターラビットとの再会がちょっと嬉しかった。   この素敵なつり雛展は、明日まで! ぜひ行ってみてください。

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西鯖江駅について

西鯖江駅(にしさばええき)福井県鯖江市にある、福井鉄道福武線の有人駅。神明駅と並ぶ福武線における市の玄関口で、全ての急行電車が停車する。
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