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美食磁石~関西中心の美味探求~ 是非また来たい・・・心から思える、京都一予約が取りにくい食堂~京都四条河原町 食堂 おがわ~

不思議と、山間部の町の郷土料理として、存在する鯖寿司。何故に山なのに、海のものが・・・。そんな疑問を持ったことがある方、少なくないのでは?岡山県の新見、そして有名なのが京都ですよね。京都市をイメージすると、京都、盆地・・・海とは縁のない・・・そう思われがちですが、京都の丹後には立派な海があります。(って、立派でない海ってあるのか(^^;))もともとは、若狭水揚げされた鯖に一塩をしてから荷車で山を越えて運ばれていた鯖。この道のことを鯖街道っていいますよね。大阪寿司のバッテラも美味しいけれど、ちょっと特別な日には、ぶ厚い鯖がのった鯖寿司、食べたいですね(^^)                         さて、そんな極上の鯖寿司や、ちょっと気の利いた料理をいただきに、京都、四条河原町にある、“食堂おがわ”さんにお邪魔させていただきました。                         こちらのお店、今では予約の取りにくいお店として有名なのだとか・・・。この日も、夜の8時から予約を取っていただきました・・・・と、お店に到着したのは、7:50頃。すでにお店の前には、8:00から予約のお客さんが何組も待っていらっしゃいます。大阪に住む私が、仕事を終えて京都で夜8:00からの予約・・・通常ならば考えられないことなのですが、こちらのお店ならば話は別。喜んで2回転目の営業開始を待ちます。しばらくすると、前の時間帯のお客さんがお店から出てこられ、店主が出迎えてくださいます。店内は、厨房を囲むようなカウンター席のみで、11席。まるで、劇場を取り囲む客席のような感じですよ(^^)ハートランドビールで乾杯の後は、付出しに出していただいたこれを楽しみます。                       餅を焼いたものに、からすみが挟んであります。美味いです! 食感が素敵ですよ、これ(^^)(^^)そして、毛ガニ。                              丁寧にほぐしていただいていて、食べやすく美味しい。カニって、味わい自体が嫌いな人、あまりいないでしょうが、食べるのがめんどくさくて、敬遠している人は多いのでは・・・そんな方でもこれならば大丈夫、美味しいとこ取り出来ますよ!やはりこんな感じのものをいただくと、ビールではなく、これが欲しくなります。                      これは、長野県のお酒、澤の花。カニをつまみ、日本酒を味わう。最高のひとときですね(^^)そして次の料理は、なまこ酢。                       これ、酢の塩梅が絶妙なのです。なまこの味わいを楽しんだ後は、もちろんお酢も残らずにいただけるからスゴイ。カウンターの中の劇場では、みなさんそれぞれの仕事をなさっています・・・とはいうものの、全然バラバラではなく、一体感があるのです。                      しかも、一切無駄な動きがない。これ、見ているだけでも気持ちが良いものですよ(^^)そして、まもなくして、造りの盛り合わせを出していただきます。                        この日は、寒ブリと鯛、そして鯛の皮です。とびっきり美味いものを少しだけ。そう、それがいいのです(^^)そしてこちらは、食堂おがわの名物のひとつ、ぐじ刺し。                     ぐじ(甘鯛)を刺身で食べるの、初めてかもしれません。あまりの美味しさに、しばし放心・・・。いやぁ、連れてきていただきありがとうございます。そして、お酒もすすみますね(^^)                           ちょっと箸休めに、キノコと青菜の炊いたん。                                              こういう1品、何だかホッとさせてくれます。蟹をいただき、刺身を味わって、そろそろ肉も・・・先ずは、鶏の唐揚げ。                     おぉ、こういう骨付きの唐揚げ、大好きなのです。揚げたての熱々なので、火傷しないように気をつけながらいただきます。                  やはり、手で持って食べるのが美味いんですよね(^^)(^^)(^^)こういうの食べたら、日本酒もいいけれど、ワインも飲みたくなってきませんか?というわけで、白ワインもいただきます。                          白ワインの色を合わせてではありませんが、次の料理は蕪蒸し。                                 この状態では、日本酒とワイン、両方のグラスを置いて飲み比べしてみたりして(^^)レストランや料亭では、そういうの出来ないでしょうが、「食堂」というカテゴリーの中で、自由に楽しめるのが楽しいですね(^^)(^^)そして、次は鴨ハム。                              ハムとメニューに書いてあるものの、私達が知ってるそれではなく、レア状態で提供されます。これがまた、めちゃくちゃ美味しい(^^)(^^)(^^)鴨を味わい、次の料理の用意までしばし休憩。そうそう、こちらのお店の入口のところ、ちょっと見てみてください。                     あ・・・京都らしく、舞妓さんや芸妓さんの団扇が扉のところに・・・・ではなく、扉の右上の角の方をご覧下さい。                            「十二月十二日」の文字が、逆さまにはってあるのが見えますでしょうか?これは、泥棒よけのお札だそうです。永禄元年(1558年)十二月十二日は、天下の大泥棒と呼ばれた、石川五右衛門が生まれた日とされているそうな。その日付を逆さまにはることによって、泥棒よけになるそうですよ。京都の他のお店でも、見たとこある方もいらっしゃるのでは。そんな感じで、お札の由来なんかのはなしを聞いていると、料理が出来上がってきましたよ。                               こちらは、すっぽん鍋。厨房の中で高温で炊きあげていただいたので、今でもまだ、グツグツいってますよ。で、ここのすっぽん鍋美味いです(^^)(^^)(^^)出汁だけでもお酒が飲めてしまいそうですよ。すっぽん鍋をみんな味わい、合間にたこのぬたもいただきます。                         これもまた、お酒がすすむ(^^)では、さらにお酒に合う1品を・・・                                 自家製のオイルサーディンです。この日本酒とオイルサーディン、ちょっとヤバい程に合いますね!これ、もっとたくさん食べたいくらいですよ。そんな話をしていると、「このお入りサーディンを使った〆のごはん、出来ますよ!」とのこと。そんなの、断る理由がございません(^^;)そんな感じで、お願いし、しばらくすると出来上がってきましたよ。こちらは、いわしごはん。お入りサーディンと生姜などを一緒に土鍋で炊き込んだごはんです。これを1人1人取り分けていただき、いただきます。                      (^^)(^^)(^^)かなり美味い!そして、自家製のお漬け物もまた嬉しいですよ。                         ごはんを食べ進んでいくと、嬉しい発見が。                         土鍋で炊きあげられたいわしごはん、このおこげの美味さといったらもう(^^)(^^)そんな感じで、大満足で完食。食事を終えて、ほとんどのお客さんが思うこと・・・美味しかったし、是非また来たい! 次回の予約を入れて帰ろう。なるほど、これは予約が取りにくくなるわけですね(^^)                                 食堂おがわさん、京都らしく、美味しくてリーズナブル。予約するのに少々時間がかかっても、わざわざ来たいお店ですね。もしも予約が取れたならば、無理してでも食べに来た方がいいかと思います。必ず満足出来ると思いますよ。【食堂 おがわ】   住所:京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町204 1F    MAP     電話:075-351-6833   営業時間:17:30~23:30(L.O.22:30)   煙  草:完全禁煙定休日:水曜日、月末火曜日 駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)      ※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。人気ブログランキングに参加しています。 みなさまの応援、よろしくお願いします!! Tweet スポンサーサイト 2016/02/19(金) 16:56:22| 和食 | トラックバック:0 | コメント:0

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