地図でいうと四国の真ん中<祖谷そば編②>徳島県西部へ行って来ました(5)
JR阿波川口駅から車で登ること約20分。
山の中腹あたり、標高約500mに建つ【キリサコ村(大川持農林業体験施設)】までやってきました。
天候は生憎の雨。
おかげでここまでの道は細くてちょっと大変でしたが、霧がかる幻想的な四国山脈のV字谷は、思わず見とれてしまう程の景色でした。
キリサコ村(大川持農林業体験施設)とは「日常では考えられない、大自然に埋もれるような感覚で田舎体験を満喫できる村」。
地元のおっちゃんやおばちゃん達が講師となり、【コンニャク】【豆腐】【そば】【はんごう炊飯】【もちつき(よもぎもち)】【わらじ作り】【炭焼き】などの田舎体験が出来ます。
HPには載ってなかったけど、ピザ窯があるから【ピザ】も焼けるよ~♪
と、教えていただきました✩
今回は数あるメニューの中から【祖谷そば】と【こんにゃく】を作ります!!
早速始まった田舎体験♪
まずは【こんにゃく】作りから!
材料は皮をむいて一口大に切った「生のこんにゃく芋」と「水」。
これだけ。
こんにゃくが芋から出来ているって事、知らない方も結構多いそう。
材料をミキサーにかけてすり潰します。
1回では終わらないので何回かに分けてミキサーにかけます。
全部すり潰せたら大きな桶に入れて、全体が均一になるようによく混ぜます。
硬いような柔らかいような、気持ちいいような悪いような、ヌメっとしたそんな感じ。
よく混ざったら凝固剤(水酸化カルシウムだったかな?)を投入!
素早く混ぜ合わせると、一気にぷるんぷるん♪になっていきます!
こんにゃくらしくなってきました♪
これをみんなでコロコロ。
少し平べったいお団子のように丸めます。
大きの、小さいの、ハート型やドーナツ型、色んなこんにゃくを作りました。
形が出来たら沸かしたお鍋の中へ。
約1時間茹でます。
こんにゃくの茹で上りを待つ間に今度は【祖谷そば】のそば打ち体験です!
そば粉とつなぎの小麦粉を入れて、箸でよく混ぜ合わせます。
お水を入れて・・・
こねます!
「粘土みたーい♪」
と、はしゃぐ子ども達。
確かに小麦粉粘土の制作過程と同じです(笑)
よーくこねて、こねて、こねて・・・
一つにまとまったら、それを伸ばしやすいように手のひら大に分けて丸めます。
打粉をたっぷり振って、伸ばします。
打粉はたっぷり!
表面が白くなるくらいたっぷりと!
これ絶対です!!
でないと、後の後悔につながります。。。
薄く伸ばせたら、蛇腹に折って・・・
切ります。
切れました!
たっぷりのお湯で湯がき、吹きこぼれそうになったら差し水を。
もう一度沸いたらOKです。
ザルに上げて、流水でしっかり洗います。
この写真から打粉問題がよく分かりますね(笑)
そば同士がくっついてる・・・
結構、粉振ったつもりでしたが、全然足りてなかったみたい。
多少の失敗はあたものの、美味しく出来上がりました♪
麺の太さが不揃いなのはご愛嬌w
昔ながらの祖谷そばらしい「太くて短い」おそばです。
ちょうどこんにゃくも茹で上がりました♪
出来立てを刺身こんにゃくに✩
いよいよお待ちかねのお食事タイム♪
雨も上がり、外の斜面に張り出すように作られた絶景テラスでいただきます。
打ちたて・茹でたてのそばは、香りも味も最高!
自分達で作ったから、という欲目を抜きにしても美味しいと思います。
刺身こんにゃくもちょっと感動する程の美味しさ!!
当たり前ですが、スーパーで売ってるこんにゃくとは全然違います!
そしてそのこんにゃくは大量に持ち帰れますw
もちろん祖谷そばも♪
大自然を満喫、地元の方達との会話も楽しいキリサコ村(大川持農林業体験施設)。
今度は何体験をしに来ようかな?
◆アクセス◆
・井川池田ICから約17km(約50分)
・JR阿波川口駅からタクシーで約25分
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